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このご時世だからこそ「食で旅する」をコンセプトに。スイスホテル南海大阪「福岡・八女茶アフタヌーンティー」

更新:2021年04月26日 カテゴリー:グルメ タグ:, , , , ,

みなさんこんにちは、アフタヌーンティー大好きなライターのゆきです。
コロナ渦になって自由に旅行ができなくなりずいぶん経ちました。
それでも我慢ばかりでなく、できる範囲で気分を変えていきたいですよね。
今回は「福岡の八女茶」とコラボレーションしたアフタヌーンティーを、試食会にご招待していただいたので取材して参りました!

八女茶とは?

八女茶とは、福岡県の南西部にある八女市で作られたお茶のことです。
「色よし、味よし、香りよし」の銘茶として全国的に評価の高い八女茶。伝統ある優れた技術により生産され、全国茶品評会等においても常に上位に入賞し、高級茶として名声を博しています。

福岡県大阪事務所から説明に来てくださいました

アフタヌーンティーをいただく前に八女市について説明をしてくださいました。

この方ははるばる福岡から!

みなさん本日のために福岡から来てくださったとのこと。最前列でしっかりと聞いてきましたので、その魅力を本文でお伝えしていきたいと思います!

ザ・ラウンジについて

6階にある「ザ・ラウンジ」は大きな窓から日の光がよく入る、居心地の良い明るい空間です。
本日訪れた際には、中央に大きな木のオブジェが。今回のアフタヌーンティーの和をイメージしているのでしょうか。わくわくします。

ラウンジの中央には苔玉のようなオブジェも。緑が光に映えています

時間によってはハープの生演奏に出会えるかも。普段なかなか聴く機会がない生演奏は優雅な時間をもっと引き立ててくれます。

耳に優しいハープの音色

TWG ティーブッフェがついています

シンガポール創業のTWG Teaは世界屈指のラグジュアリーティーブランドです。本日は9種類のお茶のご用意がありました!
紅茶だけではなくルイボスティーなどもありますので、気分によって変えられるのも良いですね。何度もお代わりしちゃいます。

シンガポール創業のTWGのお茶。私も大好きです!

ポットは下からキャンドルで温められています。この段階でとってもおしゃれですよね。ポットの前には茶葉にガラスポットが被せられており、香りを楽しむこともできますのでぜひ。

写真のお茶はダージリンファーストフラッシュ。とても美味しかったです

ポットを触る前にはビニール手袋を。感染対策もしっかりされており、安心してティーフリーを利用できますね。

福岡・八女茶アフタヌーンティー

今回のアフタヌーンティーは八女茶の産地・JAふくおか八女と福岡県の協力のもと、国内有数の高級茶産地とのコラボレーションで八女茶が主役となっております。

写真の右にあるライトは八女市伝統工芸の提灯「ココラン」

メニュー

・スイーツ
柚子八女茶ミルクロールケーキ
八女茶プリン
黒胡麻と八女茶のガナッシュ
八女茶とナッツのタルト
八女茶とマスカルポーネのムース
八女茶餡最中
八女茶のプティフール

・セイヴォリー
カニとカシューナッツのカクテル
生ハムメロンとピーテンドリル
シャンピニオンベーコンキッシュ
ズッキーニのグリルとキャロットチーズの八女茶パンのサンドイッチ

・焼き菓子
プレーンスコーン
八女茶と小豆のスコーン
きんぴらごぼうデニッシュ

いただきまーす♪

八女伝統本玉露の水出し茶

今回のアフタヌーンティーは日本茶の最高峰「八女伝統本玉露」の水出し茶1グラス付きも(6,150円)。
八女伝統本玉露は地理的表示保護制度「GI」に全国で初めて登録されたお茶。伝統本玉露と呼ばれるお茶になるにもいくつもの条件があるにも関わらず、GIマーク付きの八女伝統本玉露になるには選定委員会からGIマーク付き八女伝統本玉露に相応しい品質を有すると認定されたもののみという、とても狭き門を通ってきているのです。

綺麗なグリーン

この八女伝統本玉露は、茶樹の芽を自然にのばす「自然仕立て」、茶樹を稲わら等の天然資材で覆う「棚覆い」、丁寧に新芽を摘む「手摘み」によって品質の高い茶葉が作られているのだそうです。

一口で分かるほど、芳醇な味わいでした

味は甘くてコクがあると感じました!だしのような旨みが潜んでいて、口に含んだ瞬間に開いていくようです。

お茶の香りが気分をリラックスさせてくれます

スイーツ

まずはスイーツから。特に目を引いたのは「八女茶とマスカルポーネのムース」です。何だか苔玉のような見た目に、飛び出した新芽も可愛いです。

この緑の丸いものは…?

割ってみると二層に分かれているのが分かります。上がマスカルポーネ、下が八女茶のムースですね。上に飛び出している新芽はチョコレートで作られているのだそう。早速いただきます。

くっきりとした二層が混ざり合うことで一つの味になっていました

口の中でムースが混ざり合い、まるでティラミスのような味わいです!周りはサクサクした緑色の何かで覆われていて食感も楽しい。聞いてみるとこのサクサクは「ミニョン」というものだそうです。

どこが食べられるんだろう…?

次も気になったこの二つ。どこからどう見ても「松」と「岩」にしか見えませんね…。どこまで食べられるの?とぐるぐる回しながら見破ろうとしましたが無理のようです。
左の松を模して作られたスイーツは「八女茶とナッツのタルト」。
右の岩のようなスイーツは「黒ゴマと八女茶のガナッシュ」でう。

暴いてやろう!と必死になってみましたがまったくわかりませんでした

結果、なんとすべて食べられました。食べられない飾りは一つも入っておらず、シェフのデザイン力に完敗。おみそれしました…。

焼き菓子

珍しい「八女茶と小豆のスコーン」は生地には八女茶が練りこまれていますがまったく苦みなどはなく、ふわっとお茶の香りが鼻から抜ける感じがしました。私は特にこちらにはちみつを塗って食べるのが美味しかったです!

引き出しの中は宝箱のように色とりどりの焼き菓子たち

写真左上のサイコロを3つ並べたような形のものは「シャンピニオンベーコンキッシュ」というもの。上にちょこんと乗ったピンクペッパーが見た目も味も引き締めてくれています。

セイヴォリー

上段にはセイヴォリー。こちらでは特に気になった「ズッキーニのグリルとキャロットチーズの八女茶パンのサンドウィッチ」をご紹介させていただこうと思います。

八女茶の緑だけでなく、ケチャップソースや生ハムの赤が映えますね

パンに八女茶を練りこんでおり、人参とクリームチーズを混ぜたものの上に焼いたズッキーニ。クリームチーズの中にはあえて食感を楽しんでもらうために人参のシャリシャリ感も残されています。おしゃれな一品です。

美味しーい!の顔です

今回のテーマやこだわった所をお聞きしました

いつも素晴らしいスイーツたちを作ってくださる中村シェフに本日もお話を伺いました。
今回はコロナ渦で自由に旅行なども行けない中「食で旅する」をテーマに様々なコラボレーションを行ってみたいと考えてらっしゃるとのこと。その中で今回の「福岡・八女茶アフタヌーンティー」では特にティースタンド中段のスイーツたちに力を入れたと話してくださいました。
松、岩、苔…どこまで食べられるのかな?と思わせるのも中村シェフの力の見せ所だったそうです。全部食べられて驚きましたと伝えると「僕の勝ちですね」と笑顔のシェフ…。ぜひ皆さんだけの「庭園」をお皿の上に作ってくださいと話してくださいました。

今回のメニューも趣向を凝らされていました

コールドを担当した梅林シェフにもお話を伺いました。今回は八女茶が主役ということで、スイーツが八女茶中心のメニューだったためあえて八女茶を控えめにするようなメニューに挑戦したとのこと。
特におすすめしたいのは「カニとカシューナッツのカクテル」。スプーンの中にはケチャップ・レモン果汁・ワサビ風味のソースなどで、食材たちと混ぜ合わせることで出来上がるおしゃれな一品に仕上げたとのことでした。

梅林シェフのこだわったメニューもお聞きしました

アクセスと概要

アクセス

〒542-0076
大阪市中央区難波5-1-60
TEL:06-6646-1111 FAX:06-6648-0331

概要

場所:スイスホテル南海大阪6階「ザ・ラウンジ」
期間:5月1日(土)~5月31日(月)
料金:4,950円 TWG ティーブッフェ付き
   6,150円 八女伝統本玉露の水出し茶1杯付き
ご予約・お問合せ:06-6646-1111
または メール:TheLounge.Osaka@swissotel.com まで
※上記料金はサービス料、消費税を含みます。

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