ふっくら江戸焼鰻が楽しめる「うなぎ・和食 江戸川」が心斎橋パルコにオープン
みなさん、こんにちは。グルメライターの鈴木たかです。
大阪心斎橋パルコ内に、60年以上に渡りふっくら江戸焼鰻を提供している「うなぎ・和食 江戸川」が2021年1月21日にオープンしました。
うなぎ・和食 江戸川は、関東風の一度蒸してから焼き上げるうなぎ料理を楽しむことができます。
蒸して焼き上げるから、中はふっくら。
今回は、一度に3種類の味を楽しむことができる、江戸川名物「おひつまぶし」を頂いてきました。
江戸川名物「おひつまぶし」を味わい尽くす
・おひつまぶし
・薬味
・肝吸
・香の物
「串打ち三年、割き八年、焼き一生」という言葉があるほど、うなぎを焼く技量は長年の修行によって習得されます。
江戸川では熟練した職人技が織りなす最上級のうなぎを味わうことができます。
うなぎは香ばしくとてもふっくら仕上がっています。
「おひつまぶし」の醍醐味は、まずはそのまま、次は薬味を添えて、最後にお茶漬けで楽しめます。
まずはそのまま頂きます。
うなぎのこんがりとした程よい焼け具合。
お茶椀によそう時、うなぎの香りが広がって行きます。
ふっくら焼かれたうなぎの下には、海苔が敷かれているため磯の香りも立ちます。
継ぎ足しされた秘伝のタレが、うなぎの味を最大限に引き立てます。
食べてみると、余計な脂が蒸すことで落とされて、ほろりと柔らかく淡雪のような舌触りです。
タレが染みこんだごはんは、何杯でもおかわりできそうです。
次は山葵と白ねぎを添えて頂きます。
山葵は程よい辛さ、白ねぎを添えることで何重にもうまみが押し寄せてきます。
山葵のツーンと鼻をくすぐる香味と白ねぎの風味がうなぎの味を引き立てます。
噛むたびに、複雑で深みのある味になります。
最後はお茶漬けにして頂きます。
出汁は繊細で上品な味わい。ほうじ茶の香りも後から鼻に抜けていきます。
うなぎの旨みや秘伝のタレが出汁に溶け込み、風雅な味を感じることができます。
お茶漬けにすることで押し寄せる味と香りを一気に楽しむことができるのが嬉しいですね。
吸い物は、うなぎの肝が入っています。
肝のうまみをたっぷり味わうことができます。
肝は歯ごたえがあり、奥深い味です。
奈良漬は、シャキシャキと食感がよく風味が良いのでうなぎとの相性もばっちりでした。
うなぎ・和食 江戸川の魅力
「串打ち三年、割き八年、焼き一生」という言葉が示すように、江戸川のうなぎは熟練した職人技が詰まっているため、味も香りも素晴らしいです。
江戸川心斎橋パルコ店の竹之内健治店長にお話しを聞いたところ、うなぎ一匹それぞれ硬い軟かいなど個体特有の特徴があるため、それに応じて焼き時間を調整しているようです。
うなぎを触ったら、だいたいの特徴がわかるとのことで職人にしかできない技量だと感心しました。
うなぎの関東風、関西風には以下の違いがあるようです。
東京風(江戸焼)は鰻を背開きにし、白焼きから蒸しに入ります。
腹開きの関西風と違い背開きする理由には諸説ありますが、蒲焼が広まった江戸の街は武家社会のため「切腹」を連想させる腹開きは縁起が悪いとされ背開きが主流になったとも言われています。
実際には鰻の硬い背ビレを取り除くことも含め技術を要します。
脂抜きから本焼きに入るので、関西風に比べやわらかくヘルシーなのが特徴でふっくらとした、驚くほど柔らかい鰻をご賞味いただけます。
このように関東風は、一度蒸すためふっくら柔らかいうなぎを楽しむことができます。
江戸川のうなぎは100%国産で鹿児島県の養鰻場で丁寧に育てられものを使用しています。
ふっくら仕上がったうなぎの上から、60年以上継ぎ足しされている秘伝のタレがかけられます。
歴史のつまった深い味わいを堪能できました。
まとめ
うなぎ・和食江戸川では、関東風のうなぎ料理を堪能することができます。
秘伝のタレがかけられたうなぎはふっくら。とろけるように柔らかいです。
そして秘伝のタレが染みこんだ、ごはんは食欲をかきたてます。
江戸川名物「おひつまぶし」は、まずはそのまま。
次は薬味と一緒に。最後にお茶漬けにして食べます。
うなぎを3度堪能することができるので、とても贅沢な気分を味わえます。
ぜひ、江戸川で伝統のうなぎを味わってみてください。
うなぎ・和食江戸川の概要とアクセス
店舗名:うなぎ・和食江戸川 心斎橋パルコ店
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO13F 御堂筋ダイニング
TEL:06-6245-1550
定休日:休日は施設規定による
ホームページ:https://unagi-edogawa.com/
健康管理士とNLPプラクティショナーの資格を活かし、セミナー講師、カウンセリング、ライターなどの活動をしています。
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