スペシャルティコーヒー専門店「神乃珈琲」が心斎橋パルコにオープン

みなさん、こんにちは。グルメライターの鈴木たかです。

スペシャルティコーヒー専門店の「神乃珈琲」が心斎橋パルコ内に2021年1月21日にオープンしました。

関西では京都に続いて2店舗目。大阪初出店ということで取材に行ってきました。

神乃珈琲は、「日本人による日本人のための珈琲」をコンセプトに、ここでしか味わえないコーヒーを楽しむことができます。

フルーティーな味わいの「陽煎 HI・IRI」と程よい苦みとコクのある「月煎TSUKI・IRI」。

さらに、和三盆メープルシロップがかかった、ふわふわ食感のパンケーキがコーヒータイムをより上質なものにしてくれます。

今回は、コーヒーの「陽煎 HI・IRI」、「月煎TSUKI・IRI」、「プレミアムパンケーキ」、「黒毛和牛の焼ハヤシライス」を頂いてきました。

陽煎 HI・IRI

「陽煎 HI・IRI」は、エチオピアのイルガチェフェ地区で栽培された希少な珈琲豆をブレンドしています。

果実のようなフローラルな香り。味はとてもフルーティー。

柔らかな味わいで程よい酸味が口中に広がります。

舌触りがよく、すっきりまろやかなコーヒーです。

月煎TSUKI・IRI

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「月煎TSUKI・IRI」は、コーヒーのはじまりとされているティピカ種をブレンドしたコーヒーです。

このティピカ種は、最も古くからある品種であり、ブルーマウンテンなどの原種としても有名です。

栽培から収穫までの時間が非常に長いため、希少で高級なコーヒー豆と知られています。

市場ではあまり出回らないコーヒー豆を使用していることもポイントです。

ナッツのような香りが鼻に抜けます。

一口飲むと深く濃厚な味。香ばしくコクがありほどよい苦みが広がります。

2つを飲み比べて感じたことは、陽煎はフルーティーですっきり、月煎はコク深さと柔らかな酸味があるということ。

それぞれ個性が違うので、飲み比べしてみるとコーヒーの奥深さを感じることができます。

プレミアムパンケーキ

プレミアムパンケーキの焼きたての甘い匂い。バターの香りも広がります。

和三盆メープルシロップをたっぷりかけていきます。

バターがゆっくり溶け、メープルシロップがじわっーとパンケーキに染みこんでいきます。

一口食べると、しっとりふわふわ。バターの塩気とメープルシロップの甘さが絶妙にマッチ！うま味のハーモニーが押し寄せます。

甘さもちょうどよく、コーヒーとの組み合わせが、お互いのうまみを引き立ててくれます。

黒毛和牛の焼ハヤシライス

バターライスに和牛入りのデミグラスソースをのせて焼き上げたハヤシライス。

テーブルに運ばれてくると、デミグラスソースとチーズの濃厚な香りが広がります。

一口食べると、バルサミコ酢が加わっているため、コクがありまろやかな味です。

牛肉は噛むほどに甘みがあり味わい深くなります。

軽食メニューとは思えないほど本格的なハヤシライスが堪能できます。

神乃珈琲のこだわり

神乃珈琲では、作り置きをせずに1杯ずつ丁寧にハンドドリップしてくれます。

こだわりのコーヒー豆は、市場にあまり出回らない高品質な豆を使用しています。

容器も和を感じることができ素敵です

そして店内は、赤や緑の座り心地の良いセンスのよいデザインのソファ。

浮世絵の壁画や和傘をデザインした照明などの空間が広がり高級感があります。

落ち着いた空間で極上のコーヒーを味わうことができます。

まとめ

神乃珈琲では、「陽煎 HI・IRI」と「月煎TSUKI・IRI」のこだわりのコーヒーを楽しむことができます。

私は、コーヒーを煎れるというのではなく「点てる」と表現しているところに関心しました。

茶道のお茶を「点てる」から来ているとのことですが、茶道に由来する言葉が「一期一会」です。

一期一会とは、一生に一度の出会いであると心得て、相手に対して誠意を尽くす心構えのことです。

そして相手と会っている時間は、二度と巡ってこない一度きりの出会いと心得、この一瞬を大切に思い相手と接するという意味があります。

コーヒーに点てると表現しているのは、一期一会を大切にして相手をおもてなしするという気持ちがあるからこそ。

ぜひ、神乃珈琲のこだわりの一杯と向き合ってみてください。

神乃珈琲の概要とアクセス

店舗名：神乃珈琲

住所：大阪府大阪市中央区心斎橋筋１丁目８－３　心斎橋パルコ１３階

Tel：06-6125-5994

営業時間：11:00～

定休日：不定休（施設定休日に準じる）

ホームページ：https://www.kannocoffee.com/