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ハラミ発祥のお店「心斎橋松屋」が心斎橋パルコにオープン

更新:2021年02月26日 カテゴリー:グルメ タグ:, ,

みなさん、こんにちは。グルメライターの鈴木たかです。

今回は大阪心斎橋パルコ内に、ハラミ発祥のお店として知られる焼肉レストラン「松屋」がオープンしたので、焼肉を堪能してきました。

焼肉レストラン松屋は、戦後1950年から半世紀以上に渡り、看板商品としてハラミを提供してきました。

地上13階。高級感のある店内は、心斎橋の街並みを見ながら上質なお肉を頂けます。

メニューは、名物のハラミをはじめ、厳選された銘柄肉をコースやアラカルトで楽しむことができます。

今回は、おすすめのコースの「百花繚乱」をオーダーしました。

心斎橋松屋の百花繚乱を味わい尽くす

百花繚乱コース 5980円
・食前酒
・先付 
・季節の前菜 
・蜂蜜と柚子薫る松屋サラダ 
・塩タン三昧 
・特選和牛のわさび大葉焼
・特選和牛大判上ロースのすきしゃぶ焼 
・箸休め椀 
・ハーブ豚の自家製みそ包み焼  
・本日のおすすめ黒毛和牛と松屋上ハラミの秘伝タレ焼
・ご飯もの(自家製十八穀ごはんor出汁茶漬けor三輪素麺の中からお選びください)
・デザート

先付

ローストビーフは大葉の下にあるたまねぎを巻いて食べます。

ローストビーフのタレはほどよい辛みがあります。

タレのピリっとした辛みとたまねぎのほのかな甘みが後からやってきます。

食べた瞬間、とろりとしたローストビーフの舌触り。噛みしめるたびに、うまみが口中に広がります。

季節の前菜

季節の前菜は、5種類のナムルです。

もやしナムルや金時人参などのナムルが楽しめます。

特に印象的だったのがセロリのナムルです。

食感も味もよく、さっぱりしているのでお肉と相性がよかったです。

蜂蜜と柚子薫る松屋サラダ

サラダは彩りもよくドレッシングは自家製で蜂蜜と柚子が使われています。

ドレッシングは、甘さの後にピリッとした辛みがきます。

後味のよいメリハリのついた深い味わいなのであっという間に食べてしまいました。

塩タン三昧

松屋のタンはレモンを絞って食べるだけではありません。

皿の上にはゆずおろし大根、ねぎ塩、レモンの3種類が用意されています。

口の中で広がるゆずおろしとねぎ塩の絶妙なバランスがレモン以上に味わい深くしてくれます。

家で焼肉をする時は、ゆずおろし大根、ねぎ塩を用意して食べようと思うくらいタンにはレモンという概念を変えてくれました。

特選和牛のわさび大葉焼

赤身の中にほどよく霜が入っているので、柔らかく芳醇な味わいです。

特選和牛に大葉とわさびをのせて食べます。

口に入れた瞬間わさびのよい香りが鼻に抜けます。

乗せたわさびの量が気にならないほど、滑らかな刺激でした。これなら、辛さが苦手な人でも、程よい刺激となると思いました。

特選和牛大判上ロースのすきしゃぶ焼

特選和牛大判上ロースは、1枚1枚薄くスライスされています。

お肉が薄く数秒で焼けてしまうため、ロースターから目を離すことができません。

集中力を研ぎ澄ませ、お肉に全神経を向けます。

焼きあがった上ロースに卵をたっぷりと絡めます。

口に入れた瞬間、溶けて消えてしまうほどの柔らかさです。

箸休め椀

箸休め椀はかぶらをおろしたもので、ゆずを添えたとろみのあるスープでした。

トロッとしたスープが、今まで食べた焼肉のあぶらを包み込んでくれそうなくらい優しい味わいでした。

ハーブ豚の自家製みそ包み焼

豚肉をチシャで包んで食べるのが一般的ですが、焼肉松屋では逆で、豚肉にチシャ、海苔、味噌を包んで食べます。

ハーブ豚は、あぶらが多く焼くときに勢いよく火が上がっていました。

しかし、あぶらっぽさは気にならず、豚の甘さが際立っています。

韓国海苔と味噌を巻いて食べるのは、いつもとは逆なので新鮮です。

本日のおすすめ黒毛和牛と松屋上ハラミの秘伝タレ焼

左がハラミ、右が上赤身

いよいよ、半世紀以上の歴史がつまっているハラミの登場です。

鮮烈な赤肉。青々としたネギが中央に添えられています。

松屋で使われているたれは、一子相伝で会長以外は知らず、会長自ら作っています。

そしてその秘伝のたれはお肉の値段と同等かそれ以上の価格のたれを使用して味付けをしています。

焼きあがったハラミを、ゆっくり噛みしめます。

ハラミは身のしまった食感に、深い味わいの秘伝のタレが絡み合い頬が落ちるくらいの美味しさです。

ご飯もの

ご飯ものは自家製十八穀ごはん、出汁茶漬け、三輪素麺の中から選ぶ形です。

今回は、自家製十八穀ごはんを頼みました。ごはんの上には韓国海苔がたっぷりのっています。

自家製十八穀ごはんは、味も香りもよく焼肉との相性もばっちり。

ごはんだけでも結構なボリュームがあるので、量を食べる男性でも満足できます。

デザート

デザートはシャーベットです。

シャーベットの下にはジュレがありますが、中にパチパチキャンディーが混ぜられています。

そのため、食べているとパチパチと音を立てるので、食感が楽しいです。

まとめ

心斎橋松屋はハラミ発祥のお店ということで、ハラミは必ず食べたい一品です。

心斎橋松屋の一子相伝のタレをつけて食べる極上のお肉は、至福という言葉がピッタリ。

それぞれ料理には創意工夫されており、タンもレモンだけではなく3種類の味を楽しめたり、豚肉でチシャを巻いて食べるなど、他の焼肉屋では見られない工夫がされています。

心斎橋松屋では、大阪の街並みを見ながらスタイリッシュな空間で上質なお肉を頂くことができます。

戦後1950年から看板商品として提供されてきたハラミ発祥の心斎橋松屋で焼肉を味わってみてはいかがですか。

心斎橋松屋の概要とアクセス

店舗名:心斎橋 松屋
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO13F 御堂筋ダイニング
TEL:06-6241-2911
定休日:休日は施設規定による
予約:
ホームページ:https://shinsaibashi.parco.jp/shop/detail/?cd=026457

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