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大人の脳トレにも子供の教育にも最適!将棋のすすめ

更新:2017年06月24日 カテゴリー:ライフハック タグ:, ,

14歳のプロ棋士、藤井聡太君が28連勝と鮮烈なデビューで盛り上がる将棋界
この影響もあってか近頃、将棋が子供たちの間で流行っているらしいですね。スマホゲーム全盛の時代にこれはとってもいいニュースです。
ということで、将棋ブームの支援も兼ねて、本記事では将棋の魅力を存分に紹介します!

将棋とは

まず将棋を全く知らない人のためにざっくりと紹介しますと、はるか昔から伝わる日本の伝統的なボードゲームです。発祥地はインドで、中国に伝わり江戸時代に日本に伝来したと言われています。ちなみにチェスも発祥地はインドでヨーロッパの方に伝わって行ったので実は、将棋とチェスは兄弟みたいなものなんです。将棋とチェスの最大の違いは、将棋では「取った駒が使える」こと。これは他のどんなボードゲームでも存在しないルールで、日本独自のものなんです!しかもこのルールがあるおかげ(?)で戦略の可能性が無限に近くなるんです。すごいですよね。

私は小さな頃から将棋をしてきましたが、本格的に勉強を始めたのは2年前くらいから。 ほぼ毎日、実戦を重ねてきて実力は1級くらい(将棋の級数は15級からあります。)です!初段の壁はなかなか厚いですが、昇段できるように頑張ります!

それでは将棋の魅力について語っていきましょう。

将棋の魅力について

将棋は地味だとか難しいとかそんなイメージがあるとは思いますが、それを超える魅力があります!以下に説明していきます。

頭が良くなる

一番わかりやすいのはコレです。頭が良くなります。いうまでもないのですが、将棋をプレイしていると大変頭を使います。めっちゃ考えます。これを繰り返して行くと論理的思考が非常に得意になります。ビジネスの世界でも論理的な思考がとても大事、将棋をやって行くと仕事にもいい影響を与えるかもしれません。子供の教育にも最適ですね。自力で考える、頭を使う習慣が身につきますし、一つのことを長時間考えるので、集中力もアップします。

礼儀作法が身につく

礼に始まり礼に終わる。日本の美しい所作ですが、これは将棋にもあります。対局前には必ず対面の相手に「よろしくお願いします」と挨拶をし、終了後には必ず「ありがとうございました。」と言い、駒をケースに片付ける。基本的な動作ではありますが、非常に大切なことです。また、老若男女問わず対局をしますから、自然に目上の方への礼儀や、振る舞いを学ぶことができます。

あんまりお金がかからない

将棋は将棋盤と駒があればできるゲームです。今はやっているスマホゲームのように課金することもありません。上達すれば頭の中だけでも将棋ができます。なので非常に経済的。将棋道場へ週に1回行ったとしても月に5000円もかからないですし、習い事のような感覚で通うことができます。今はスマホのアプリなどで無料でオンライン対戦ができますし、本当にいい趣味ですよ。

じゃあ、実際に将棋を始めてみよう!

上記の魅力を踏まえたら実際に将棋をプレイしてみよう!将棋は将棋盤と駒があればすぐに始めることができます。でも、「難しそう」と思っている方は多いのでは?ご安心ください。近年では大変便利な「スタディ将棋」なるものが販売されています。

将棋を始めるにあたって、一番のハードルは「駒の動きが複雑」であること。これを解決するために、「スタディ将棋」では駒本体に動かし方が書いてあります!なんと便利なんでしょう。これなら将棋を楽しみながら同時に覚えることができますね。開発元のくもん恐るべし。ちなみに今話題の14歳のプロ棋士、藤井聡太くんも「スタディ将棋」を使って将棋を覚えたらしいですよ。ぜひ皆さんも「スタディ将棋」を使って気軽に将棋を始めてみてください。

駒を動かせるだけでも十分に楽しむことができますが、将棋の入門書や詰将棋の本を読めば、もっと楽しむことができます。将棋にはいくつもの戦法や手筋といったテクニックがあります。豊富なバリエーションの戦法を覚えると将棋の幅が格段に広がります。戦法を駆使して勝負に勝つ楽しさを皆さんも味わっていただきたいですね!ということで以下にオススメの本を紹介しておきます。

羽生さんの入門書はわかりやすいのでオススメ

手筋を覚えれば将棋が最高に面白くなります。

詰将棋は1手詰めから始めよう!

プロ棋士を観てみよう!

将棋を始めてみよう!と推していますが、プレイするだけが将棋の楽しみではありません。「観る」というのもすごく面白いですよ。プロの棋士は人生を将棋に捧げている方々ですが、やっぱり頭を使いすぎているからでしょうか、大変ユニークな人が多いんです。その個性的なキャラクターは盤上での勝負師の姿とはまた違う魅力があります。代表的なプロ棋士をご紹介しましょう!

羽生善治

あまりにも有名。将棋を知らなくてもこの方はご存知の方も多いはず。将棋界の神、羽生さんです。デビュー以来、勝ちに勝ちまくり、1995年には前人未到の記録、タイトル7冠を制覇しました(将棋界には7つのタイトルがあって、それを一人で全部総ナメしちゃった♪)。勝ちを確信した局面では手が震えるらしく、プロの間でも「羽生さんの手が震えたら負け」と恐れられています。そんな羽生さん、対局中の表情が豊かでなんとも可愛いんです。こちらの写真をご覧ください。

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(画像引用元 https://matome.naver.jp/odai/2145984824246836901

可愛いですね。他にも、戦況が有利にもかかわらず苦悶の表情を浮かべることがよくあります。くもんのCMに出演していたからでしょうか(やかましいわ)。

加藤一二三(ひふみん)

お次は加藤一二三九段、ひふみんの愛称でテレビ番組にも出演されていましたね。お茶目なキャラクターの加藤先生は史上初の中学生棋士であり「神武以来の天才」と称された棋士です。現役最高齢の棋士として将棋を続けていましたが、先日ついに引退しました。
加藤先生はエピソードが非常に多いんです。例えば、加藤先生は昼食時にはいつも決まって鰻を注文するのです。毎局、鰻を絶対に食べるんです。イチロー選手がカレーを毎日食べるように加藤先生もルーティンを続けます。しかし、ふとある日、急に寿司を注文することがあり、将棋界は騒然。その日は1日中、「加藤先生が鰻を注文しない!」と大きな騒ぎになるそうです。
他にもネクタイが異常に長いとか、空調の設定にかなりこだわりがあることとかミカンの大食い競争とか、ちょっとここでは紹介しきれないエピソードがいっぱいあるので気になる方は「加藤一二三(ひふみ)」と検索してみてください。

藤井聡太

冒頭でも軽く触れた藤井くんですが、14歳2か月という年齢でプロ入りは加藤一二三先生の14歳7か月を62年ぶりに更新する最年少記録。これだけでも十分に凄いですが、現在、経験も知識もあるプロ棋士に28連勝と凄まじい記録を作っています。これからどんな活躍をしていくのか期待が高まります。また、藤井くんのお母さんによると「生活能力が低い」とのこと。これは濃いキャラクターになる素質がありそうです笑。藤井くんの成長を将棋をプレイしながら追いかけていくのも楽しいかもしれませんね。

日本の伝統文化 将棋を楽しもう!

将棋の魅力や、楽しみ方、プロ棋士についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事を通じて、将棋を始められる方が増えたら嬉しいなって思います。情報は随時追記・更新していくつもりですので、これからもぜひ参考にしていただければと思います。
それではまた。

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