ときすし ― 上本町店
序章 ― 待ち合わせ
日もすっかり長くなった某月某日の17:30、みほじイベント隊長の「シースー行きまーす!!」の一声により上本町6丁目付近(または谷町9丁目、ややこしい)でグルメチームは待ち合わせた。
少し早めに到着したせいで待ち合わせ場所近くの31アイスクリーム店に腹ペコを強烈に刺激されることしばし、そこへリーダーと隊長が到着。
「どうしたの、調子悪いの?」(ごうリーダー談)
モチロンである、これから非回転すしを食べようという待ち合わせで31アイスクリームを見た日には具合も悪くなるのも当然。
今後は待ち合わせ場所も要入念チェック、ということでいざお店へ
ときすし
なんば千日前本店を中心に営業する非回転すし屋さん、みほじ隊長が聞きつけた情報と「回らないおすしを心ゆくまで食べたい」という一声で今回のグルメ部のターゲットに決定。
食べログやその他のグルメブログでは、手頃な値段とボリュームで有名らしい。
本店が有名だが、今回はツルハシ・コワーキングからほど近い先月(2015年6月末)にオープンしたばかりの上本町店へ。
入店、そして注文を
ほぼ開店時間に予約していたこともあってその日は1番客。
アルバイト店員の初々しい接客で悩みながら注文を。
そこで少し遠くからドシっとひと言、「お客さん、イキイキ盛りがおすすめですよ。」カウンターの年季の入った店主とおぼしき板長からだった。
「はい、それお願いします。」
当然である、店主じきじきのオススメの上に少しコワ面ときたら迷わず従うのが常というモノ。
お店のおすすめメニューから人気NO.1のすし焼きと緑がまぶしい芽ねぎ握りの盛りを注文、他にもその日のオススメお品書きから握りをオーダー。
久しぶりの非回転すしで少々ビビってますが良心的な価格が明記されたお品書きのおかげでかなり緊張をほぐされていくのを感じます。
そこへ注文した品が運ばれてきます。
ボリュームや見た目がいちいち楽しませてくれます、さすがおすし!!
緊張と共に財布のヒモもほぐれてくると自然と注文もイキイキしてくるので不思議、ハモに大エビ、トリガイなどなど好みのオーダーが進みます。
ごうリーダーは地酒が進んでいる様子。
入口横の冷ケースでは原酒の地酒などが程よく温度管理されており、それもウリの一つのようです。
隊長、満席ですよ
順調に食べ進んでいるといつの間にか店内は結構な賑わいっぷりで注文を通す声も少し大きめになってきます。
開店から1カ月にも満たないのにカウンターは馴染みの常連で埋まっており、座敷も団体に占拠されてます。
負けてはならんとこちらも追加の注文。
ヒカリものやトロサーモン、アナゴの天ぷらなどを追加。
うーん、おすし食べてるなあという感慨を味わいまくっていますね。
おなかの具合もちょうどよく、いよいよメイン風の握りを注文、マグロ盛り合わせに白エビと生うに、あわび…
うむ、今まさに贅沢している
この行き場の知れぬ罪悪感がたまらなく心地よい
しかもコストパフォーマンスは高めで…
はい、あわびの握りがきましたよ。
それではいただきます。
「かあさん、ボクは今あわびの握りをほおばってます、歯ごたえと共にやさしくほぐれる綾のようなあわびを…(以下略)」
うーん、あくまでケ(日常)的に「おすし」というハレ(非日常)の料理を愉しませてもらってますね、それも非回転という演出付き。
みほじ隊長は「ハモの握りとわたし」というタイトルの写真を撮りたがるわ、ごうリーダーは地酒を次々オーダーして鮎の塩焼きをつついているわ、皆結構おのおので満喫している様子。
いつの間にかおなかも落ち着いてあがりをすすっておりました。
終章
口コミサイトの情報からは量とボリューム重視のお店、というイメージが強かったのですが実際これだけのボリュームと質の安定のためには強い仕入れルートがあるのだろうと容易に想像できます。
本店の営業とその信頼によるものなのだろうと、お店の基盤の強さが感じられました。
開店間もないため若いアルバイトスタッフ達のサービスも少し不慣れ感はあったものの、常にカウンターから店内を見渡して把握しながらボックス客の様子もうかがう板長のフォローがしっかり効いていて強い安定感がありました。
板場の裏の焼き場とホールの連携がうまくいってない時も板長のナイスフォローが入るので安心して見ていられる感じ。
そういう点でも点数の高いお店でした。
緊張しなくても良い非回転すし店で、個人的にもこれからお世話になりそうな予感がしまーす。
〆
ときすし 上本町店
大阪市天王寺区上本町6-4-17
TEL(予約専用)050-5589-0450
Webに携わること約3年、Web等デザイン業勤務中なれど依然迷走中。
2014年からStudioBRAINにこっそり紛れ込みいろいろ習得(物色)中。
2015年は飛躍と共にチーム貢献を予定(希望)。
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