てんしばで遊んだあとは…大阪・日本橋の吾妻寿しはランチも美味い!
ぼちぼちグルメ部ランチ課が久々に紹介するのは、大阪・日本橋にほど近い浪速区下寺にある『吾妻寿し』
昭和初期から続く老舗寿司屋であり、おっちゃんがプラッと立ち寄れるような気軽さをあわせもっているお店。しかしながら、初めて暖簾をくぐるときは回る寿司じゃないしドキドキ。
というわけで、ランチ課メンバーが代表して「まずはお昼時に・・・・」と美味しい時間を体感してきました。
目次
お手頃価格がうれしいランチは3種類の定食からチョイス
現在はお造り定食、天ぷら定食、煮魚定食の3種類から選ぶことが出来る。値段は800円~900円。プラス100円で茶碗蒸しも注文可能。
カウンターのみのこじんまりとした店内に今回は4人で押し掛けたので、すし屋のカウンターでゆったり貸し切りトーク=大人気分を満喫することができました。
それぞれの定食には赤だしに小鉢、椀物がついて、ごはんはお代わり可。丁寧な出汁の香りに、日々の自分が作るごはんを反省してしまうほど。ボリュームたっぷりなので、男性でも大満足間違いなし。
人気の定食は日曜日はお休み。赤だし付きの「にぎり」がおススメ。食べやすくて美味しいシャリにグルメでない私も美味しいと感じることの出来るネタにうなれます。贅沢気分なら「上にぎり¥2000」を!
てんしば、天王寺七坂、軍艦アパート跡・・・隠れた散歩の名所が近くにいっぱい
天王寺駅から攻めるなら、今秋リニューアルされた「てんしば」を通過し、天王寺動物園と大阪市立美術館のあいだの遊歩道を西へ下っていくと下寺エリア。ダークなイメージが払拭された天王寺公園の今に関心し、芝生を眺めながらコーヒー飲んで、吾妻寿しまで散歩するのもよし。「てんしば」からハルカス全貌も眺めることが出来ます。
天王寺七坂は大阪市内を南北に走る谷町筋と松屋町筋をつなぐ7つの坂のこと。
松屋町筋から谷町筋へ向かうにはどこを通っても坂をのぼるしかなく、あたりには下寺町と呼ばれるだけに四天王寺の支院やお寺がいっぱい。
南から順に、(1)逢坂(2)天神坂(3)清水坂(4)愛染坂(5)口縄坂(6)源聖坂(7)真言坂となっています。
吾妻寿しの近くは清水坂や愛染坂。大阪市内にも清水寺と清水の舞台があるんです!プラプラ細い坂道には看板もあり、坂の由来を知ってから歩くとより楽しい。時にはライトアップされているイベントもあり。
2016年の大河ドラマ「真田丸」の真田幸村が没した地もあり、ちょっと話題のスポットな天神坂がおススメ。
そして10年ほど前まで吾妻寿しのお店の前にあったのは軍艦アパート。今やスーパーとその駐車場になり、跡形ものこっていないけど、昭和初期に造られた、大阪初の鉄筋コンクリートの3階建ての市営アパートがあった場所。私の知る軍艦アパートは「廃墟?うわっ!住んではる!」な後半の姿のみ。戦争の空襲でも焼けることなく、それぞれのおうちの煙突からかまどの煙が元気にあがっていた姿から軍艦アパートと呼ばれていたそう。そんな古い大阪の姿に思いをはせることができます。お寿司をいただきながら、お父さんに当時の話を聞くのも、カウンターのお寿司屋さんの醍醐味。(待っているお客さんがいるときはご遠慮ねがいます~)
パパママデートするならこんなお寿司屋さんで
子供たちに回っていないお寿司を食べさせるのはなかなかの贅沢。
おばあちゃん家に子供たちが遊びに行っているすきに。ぽこっと平日、夫婦ともに家にいたときに。夫婦一緒にこじんまりしたお寿司屋さんでおいしい時間を過ごせたら楽しい。(ママ同士で行くのも楽しい)
そんな時間をもつことで、子供たちが帰ってきた時、穏やかに向き合うことができるはず。
まずはお昼の定食で暖簾をくぐってみる。その次は夜のお寿司や一品料理を味わいに。
たまには贅沢な時間を過ごしてみては?(贅沢といっても、夜もうれしいお手頃価格。予約のみ懐石コースもアリ)
吾妻寿し
〒556-0001 大阪市浪速区下寺3丁目2-13
TEL 06-6631-1419
大阪市天王寺区でフラワーアレンジメント教室をやりながら、ぼちぼちではライターをやってます。
忙しすぎる毎日を過ごしている大人の皆さんがついつい読みたくなる記事作りを目指しています。
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