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【登山】【奈良県・大阪府】山頂は夏キャンプの穴場!大和葛城山 (葛城山麓公園コース~櫛羅の滝コース 1泊2日)

更新:2020年08月26日 カテゴリー:お出かけスポット タグ:, , , , , ,

こんにちは、コータローです。
暑さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。

過去に書いた、夏の曽爾高原の記事のアクセスが伸びているようです。
(ススキだけじゃない!夏の曽爾高原へ行くべき5つの理由)

「密を避けて」というのもあるかもしれませんが、今の時期、涼を求めて山へ行く人も多いようですね。

僕も先日、涼しいところで過ごしたいと思い、大和葛城山の山頂でテント泊してきました。
山頂は凄く快適、夏のキャンプは山でやるのが正解ですね。

今回は夏のソロ登山(キャンプ)ですが、過去に秋、冬に家族で葛城山で過ごした記事があります。
山って季節によって色々な遊びができるんですね、良ければ参考にして下さい!
「こどもとハイキング。葛城山へ秋のススキを見に行こう!」
「大阪から1時間で雪遊びが満喫できる!冬の葛城山は樹氷に包まれた白銀の世界」

大和葛城山について

概要

奈良県と大阪府の境に位置する、標高959mの山。
山頂の葛城高原のツツジが有名で、5月になると一面真っ赤なツツジの絨毯に。この時期は観光客でもの凄く賑わいます。

アクセス

大阪市内から車で1時間弱。
公共交通機関では電車で近鉄御所駅まで行き、バスで登山口(ロープウェイ乗り場)まで20分程度。

http://www.katsuragikogen.co.jp/access/

所在地:〒639-2312 奈良県御所市大字櫛羅 大和葛城山

駐車場

御所市観光協会駐車場


ロープウェイ乗り場の近くにある駐車場。
ここに止めてロープウェイに乗るか、登山口から入山するパターンが一番多いと思います。

料金(普通車):1,000円

葛城山麓公園駐車場


今回のルートのスタート、ゴール地点の「葛城山麓公園」にある駐車場です。
駐車場は公園の中と外の2個所あります(※写真は公園の外にある駐車場)
公園内の駐車場の方が、葛城山麓公園ルートの登山口に近いです。
しかし公園の利用時間は9時~17時で、それ以外の時間は門が閉じられています。
門の開閉時間には注意が必要です。

葛城山麓公園ルートはマイナールートになりますが、駐車場が無料なので節約したい方はこちらから登られるようです。

料金(普通車):無料

ルート

1日目:葛城山麓公園コース
2日目:櫛羅の滝コース(※一部迂回ルート)

ルート詳細は▲YAMAPで

登山データ

データ

大阪最高峰の山ですが、ある程度登山に慣れている人なら問題ないと思います。
真夏の登山でしたが、山頂にロッジも自動販売機もあるので山頂まで行けば水分確保できます。

難易度 :★★★☆☆
歩行距離:13.1km
歩行時間:6:56

ポイント

山頂のロッジで入浴できるのは非常にポイントが高いです。
また、ビールなどお酒や飲み物も購入できるので、荷物を減らせます。
ロープウェイがあるのも安心できますね。

登山レポート

一日目


13:00 スタート!
まずは登山口へ向かいます。テント泊の予定なので、遅めのスタートです。

公園をずっと奥まで進むと火葬場があるので、そこを曲がります。
公園の外の駐車場に止めると、公園の入り口から奥までそこそこの距離をあるかなくてはいけません。
門の開閉時間に問題がないのなら、この火葬場のすぐ近くにも公園内の駐車場があるので、そちらに停めた方がかなり楽です。


墓地を少し登って右へ曲がったところに登山口があります。


重さは測ってませんが、1泊するのでザックはかなり重いです。
それに加え、この時期水分はいくらあっても足りないくらい。
水2ℓ、スポーツドリンク1ℓ、ビール500ml、保冷剤、これがかなり重い。


木が倒れている個所がいくつかあるので、注意して進みましょう。
この時期虫が多いのは仕方がないですが、マイナールートはクモの巣との戦いですね。
クモの巣を払うために、小枝を持って進みます。


特に迷うような個所もなく、ずっと進んで行くとダイヤモンドトレイルと合流します。


ここからはしばらく平坦な稜線が続きます。
この先に階段地獄が待ってますので、呼吸を整えて身体を休めておきましょう。


コロナの影響で「第46回大阪府チャレンジ登山大会は延期」というお知らせ。
早く収束して欲しいですね。


分岐が出てくるので、葛城山の方へ進みます。
しばらく進むと・・・。


出ました、なっがーーい階段。
山頂までもうすぐですが、こういう階段があと何か所か続きます。


これでもう最後かな・・・。


長い階段を全て登りきると鉄塔が出てきます。
ここまで来たらもう安心。階段地獄も終わり、山頂はすぐそこです。


案内のない分岐が出てきますが、どちらからでも進めます。


山頂付近に咲いていた「コオニユリ」と「アジサイ」
綺麗な花を見ると疲れも癒されます。


山頂、ロッジへ向かう途中、白樺食堂の少し手前にテント場があります。
今回はここでテント泊します。


白樺食堂です。僕が登った日は平日だったので営業してませんでした。


白樺食堂の裏にテラスがあり、夜はここから夜景が見れます。


白樺食堂を少し進むと、葛城高原ロッジの入り口が見えてきます。


奥に見えるのが「天空のハッピーベル」です。
ひとりで鳴らす勇気はありませんでした。
ロッジでハート型の南京錠を購入し、ここにロックすると恋人との絆が固く結ばれるそうです。
カップルの方は是非。


ロッジでキャンプの受付を済ませて、山頂へ向かいます。
見晴らしが良いですね、ロッジの向こうに見えるのが金剛山でしょうか。


16:00 山頂到達!スタートからちょうど3時間ほどかかりました。


この日は他に使う人がいなく、どこでも好きなところを使って良いとのことでした。
涼しそうな一番奥のデッキ、ここをキャンプ地とします!
が、その前に足を開放して、ザックに入れて持ってきたビールで乾杯♪


ササっと設営完了。無風でしたが、一応ガイロープも張っておきます。


中はこんな感じ。結構広いでしょ。


テント設営後、ロッジの浴場で汗を流して、夕陽を見に再び山頂へ。
ん~綺麗ですね。ずっと見ていても飽きません。


きっと山頂は涼しいだろうと予測し、夜ご飯はラーメンにしましたが大正解。
かなり涼しく、半袖半ズボンだと少し肌寒いくらいでした。


ロッジが閉まる前にお酒とおつまみを購入。


お月様を眺めながらの晩酌、贅沢な時間ですね。
歯を磨いて就寝。登山の疲れもあってぐっすり寝ることが出来ました。

二日目


翌朝、ご来光を見ようと早起きしましたが雲が多くてあまり見えません。
うーん、残念。と思いきや、陽が昇る連れてひつじ雲が出てきて凄く綺麗でした。


10:15 下山開始!
全て片付けて撤収、下山します。
あまりに居心地が良かったので、もう一泊しようか真剣に悩んでいたら遅くなってしまいました。
水とビールがなくなり、ザックも少しは軽くなったかなと思いきや・・・やっぱり重いです。
白樺食堂の前の自動販売機で、お茶とスポーツドリンクを買って山を下ります。


帰りは「櫛羅の滝コース」で下山します。
登ってきたときとは違い、ロープウェイの駅の方へ向かいます。


ロープウェイの駅にたどり着く前に「葛城山登山口」の標識が出てくるので、ここから山へ入ります。


しばらく進むと古びた橋が出てきます。
何となく渡ってしまいそうになりますが、ここは渡らずに真っすぐ進みましょう。
標識の字は読めず、、間違えて渡ってしまいましたが、そうするとまた山を登っていってしまいます。


櫛羅の滝コースは何か所か通行止めになっていて、迂回路の標識が出ています。
こちらから登られる方は注意してください。


こういう少しテクニックが必要な道が何か所かあるので、注意して進みましょう。


櫛羅の滝近くの川辺に出てきます。


残念ながらロープが張られていて、櫛羅の滝の近くまでは行けなくなっています。


望遠レンズも持って来てなかったので、これが精一杯。


最難関?ちょうどすれ違った女性がドボンされてました。
まずあの石、次にあの石、最後にあの石へ。
よし、イメージはバッチリ。

せーの!ドボン!!
夏で良かったです。


11:50 登山口のゲートへ。下山は早いですね。
山頂からここまで2時間弱でした。


ずっと降りていくとロープウェイ乗り場があります。
下界は暑い~、という事でソフトクリームを食べながらちょっと休憩。

今回ロープウェイは利用していませんが、料金は以下の通りです。
大人:片道 950円 / 往復 1,500円
小人:片道 480円 / 往復 750円


ロープウェイ乗り場から少し坂を下ると、冒頭で紹介した「御所市観光協会駐車場」があります。
この駐車場を利用するか、バスで来られる方が多いと思います。
しかし今回はここがゴールではありません。


葛城山麓公園までのどかな一般道をひたすら歩きます。
途中、乗馬クラブがあり、厩舎の中にお馬さんがいました。

駐車場代を節約するために、無料の葛城山麓公園の駐車場に停めて、ロープウェイ乗り場の方まで歩こうと考える人もいると思いますが、かなり遠いです。


12:47 無事、ゴール地点の葛城山麓公園まで帰ってきました。

周辺情報

葛城高原ロッジ

山頂のすぐ近くにあるロッジです。宿泊もできます。
大浴場があり、日帰り入浴も可能。
今回利用させて頂きましたが、最高に気持ち良かったです。

入浴料:大人500円 / 小人250円
利用時間:11時~15時
※必ずしも15時以降は利用不可になるという訳ではないようです。
キャンプ場予約時や利用前に何時まで利用可能か問い合わせてみて下さい。

住所:奈良県御所市櫛羅2569
TEL:0745-62-5083
http://www.katsuragikogen.co.jp/

白樺食堂

こちらも山頂付近にある食堂です。
土日祝日のみの営業のようです。
時期により平日も営業しているようです。

11:00~16:00(土日祝日営業)

http://www.katsuragikogen.co.jp/sightseeing/

キャンプ場

今回利用した山頂付近のキャンプ場です。
デッキ上にテントが張れるので、テントは汚れず寝心地も良いです。
葛城高原ロッジにて予約が必要。

入場料:大人300円 / 小人150円
テント1張り:500円

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