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ぼちぼち

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こどもとハイキング。葛城山へ秋のススキを見に行こう!

更新:2015年11月12日 カテゴリー:お出かけスポット タグ:, , , ,

秋の紅葉とススキを楽しみに葛城山へ

11月の初旬、秋の山を楽しむべく、今回は大阪の南部へハイキングへ行ってきました。

この日は前日に気温がぐっと下がったので、いつもより防寒・防風に気を配り、各自羽織れるものを持参。

今回登るのは葛城山。
大阪の南部、大阪と奈良にまたがる標高959m、北は二上山、南は金剛山に連なる山です。

山頂にはこの時期ススキが生い茂り、秋の陽の光に輝いてとても綺麗。
ゴールデンウィークにはツツジがきれいで有名なところで、山上には食堂の他に、国民宿舎があり山の上でのお風呂も楽しめ、冬には樹氷も見れるという四季の移ろいを感じられるところです。

ロープウェイでのアクセスも可能なので、お手軽に山の上からの風景を楽しめる反面、ハイキングで登るには、たまに大きな台風で道が崩れて通行止めになることもあるような、ちょっと斜度がきつめの山です。

葛城山へのアクセス

大阪阿部野橋駅から近鉄電車で御所駅まではおよそ50分。
御所駅からは葛城山ロープウェイへはバスでおよそ15分。(御所駅からバスへの乗り換えはあまり時間がないので、お早めに)
と、大阪からは1時間ちょっとで行けます。

終点のロープウェイ前のバス停で下車したら、そこから登山が一般的ですが、前述した二上山や金剛山ともつながるダイヤモンドトレイルを通っても到達することができます。
ロープウェイ駅付近には有料駐車場(1,000円)もあります。ルートマップ

子連れの登山は疲れたら休憩。が楽しくのぼるコツ?

大人7人、子供9人の16人でロープウェイ駅の奥にある登山道へ出発!

イノシシ除けのゲートをくぐり、登りは櫛羅の滝コースで。
途中、目印として1〜9の看板があります。

滑りやすい場所もあるので気をつけつつ進みますと20分ほどで櫛羅の滝へ。
数日前に雨が降ったので、多めの水量の滝をのぞみつつ、ちょっと休憩してさらに登ります。

 

所々、元の道が崩落して新しくかけられた階段迂回路をひぃひぃ言いながらも登り、しんどくなったらおやつを食べて小休憩。

看板にかかれた目印の数字を「5まできた!次6!」と声をかけたり、時々ぱぁっと木々の合間から視界が開ける場所があって、下を見るといい景色がひろがっているのを楽しみながら登っていきます。

みんなの後ろほうになったらテンションが下がって登らなくなる我が子は前のほうにいる年長のお兄ちゃんたちの所へ連れてくると一生懸命ついていこうと張り切りはじめ、母はシメシメといったところ。
お兄ちゃんたちも時々手を引いてくれたりするので、嬉しいようです。

お昼ゴハンは山頂の広場で

なんだかんだで2時間ちょっとかかって葛城山登頂。
今回初めてのハイキングだった子は「山、嫌ーい!しんどーい!」と言いながらもがんばりました。

葛城山の山頂にはススキが生い茂る広い広場があって、みんなでレジャーシートを広げてお弁当。

お日様があたってる時は暖かいけど、日がかげると寒いので、ハイキングも今年はこれで最終かな。
たくさん遊んでいたかったけど、ちょっと寒すぎるので、白樺食堂で味噌を塗ったよもぎの焼き餅や山清水珈琲を飲んだりして、のんびりとすごし、下山へ。

下山ルートは自然研究路を通って北尾根コース

自然研究路はトレイルランニングだと気持ち良く走れるような、なだらかな整備された山道ですが、北尾根コースに入ってしばらく降りるとキツい下り道が続き、子供達はアドベンチャー気分でとことこ下りていきます。
(途中、カタカナの看板が目印にあるのですが、オからアまでは土がエグれたような感じの結構急な道です)

北尾根コースは展望コースというだけあって、所々、展望が開け、さっきまでいた山頂やロープウェイが行き交う様を見ながら休憩。
帰りも約2時間ちょっとで到着!
最後のほうは滑り落ちそうになりながらもわいわいと歩ききりました。

一年間、ハイキングをしてみた子供たちの感想

昨年の秋から始めた、ぼちぼちハイキング。
回を重ねるに従って、山に慣れてなかったこどもたちもだんだんたくましくなっていくのを感じます。

ハイキングを始めるまで、「え〜、めんどくさい。嫌やなぁ」と言っていた子が「ハイキング?行く行く!」と楽しめるようになったり、「○○山?楽勝楽勝!」と自信が出てきたみたいです。

大きな子は小さな子の手をひいてあげたり、小さな子は普段あまりふれあいのない大きなお兄ちゃんたちに遊んでもらったりで、年を越えてみんなで遊べるようになっていっているように思えます。
これからもいろんな体験を通して、大きくなってくれるといいな。

日帰り子連れハイキングの持ち物

  • お昼ご飯(おにぎりやパンなど。用意しない場合は山頂の白樺食堂や国民宿舎にて食べられます)
  • 飲み物
  • 子供のおやつ(飴、チョコ、クッキー等)
  • 防寒着(薄手のダウンジャケット、ウィンドブレーカー)
    ※薄手のものを何枚か持って行って、状況によって脱ぎ着できるようにしておくのが良い
  • レジャーシート
  • タオル
  • ハンカチ、ティッシュ
  • ウェットティッシュ(小さな子連れには必需品)
  • ゴミ袋(ゴミは必ず持ち帰りましょう)



葛城山ハイキングの参考タイムスケジュール

9:15 ロープウェイ駅前出発(2時間15分)
9:36 櫛羅の滝
11:20 遊歩道に到着
11:30 白樺食堂
11:45 頂上にて昼食
12:35 白樺食堂でのんびり
13:30 下山開始(2時間10分)
15:40 ロープウェイ駅まで戻る

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