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全国初!阪神高速道路の泉大津PAにカプセルホテルがやってくる。大阪府泉大津市

更新:2019年08月19日 カテゴリー:お出かけスポット, 泊まる, 社会見学 タグ:, , , , , ,

取材スタッフ: 一平、あさかわ

いつも「ぼちぼち」をご覧くださいまして、ありがとうございます。

関西の交通の動脈である「阪神高速道路」。その阪神高速道路の泉大津パーキングエリアに高速道路のパーキングエリア(PA)としては初のカプセルホテルが誕生するというニュースを聞いたぼちぼち編集部。阪神高速道路さんに取材を申し込みし、オープン前に取材にお伺いすることができました。

「泉大津パーキングエリア」ってどんなところ?

今回、カプセルホテルがオープンする泉大津パーキングエリア、実は全国的に見ても珍しいパーキングエリアです。

参考:泉大津パーキングエリア/Wikipedia

阪神高速さんによると、泉大津PAは駐車率に占めるトラックなどの大型車の比率がおおよそ20%台と高く、仮眠や休憩で利用されることが多いということが背景にあるとお聞きしました。

取材時もPAの駐車場にはトラックが多く駐車していました。


また、関西空港から20キロの位置(約15分)にあることから、関西空港を利用する観光客の方の利用も見込めるとのこと。

建物そのものが珍しい

普通のパーキングエリアとは違い、上り線(大阪市内方面)と下り線(りんくう・関西空港方面)に分かれているものの、本線上にかけられた連絡通路橋によって、相互に利用できるという建物そのものが珍しいということ。

ここでしか見れない高速道路ならでは夜景

2つ目はその景色、特に夜景。阪神高速道路4号湾岸線は大阪南部の工場地帯を縫うように走っており、その工場夜景が人々を魅了してやまないのです。Instagramでシェアされた写真でもおわかりいただけるかと思います。

 

報道機関向けの説明会・内覧会に伺いました。

乗用車駐車場は2階です。3階は大型車用駐車場なので、ファミリーカーの方は注意が必要。

カプセルホテルの全体像とその魅力

カプセルホテルの名称は「HOSTEL O2(ホステロツー)」は、ホステル(HOSTEL)とO2(酸素の「O2」泉大津の「おおつ」)を組み合わせて命名されたそうです。

エントランス。「HOSTEL O2」の文字が大きく掲げられています。

エントランスを入るとフロントがあります。
靴をシューズボックスに収納して、チェックイン。
予約をしている人はモニターを使って予約確認。予約がなくてももちろんチェックインは可能です。
カードキーを受け取って、館内へ。

館内入り口はカードキーをカードリーダーにかざせばOK。
男性用フロアと女性用フロアは当然入り口が別なので、女性も安心。

 

アメニティ充実の女性用フロア

女性用フロアはキューブタイプ(白い壁面)カプセルが20室。


シャワールーム2室、洋式トイレ2室。全体的にシックで清潔感のある各設備です。

 

男性用フロアには全92室!阪神高速道路を利用するドライバーに元気を提供。

男性用フロアはキューブタイプ(白い壁面)が50室、ウッドタイプ(木目調壁面)が42室。
キューブタイプはうち8室がテレビ付きです。

広々としたリラックスエリア。夜はカーテンを開けて夜景が見られるようにする予定だそうです。

シャワーブースは充実の10室。トイレの数も大小各5基あります。
ロッカーも十分な数が確保されています。

 

「HOSTEL O2」の「O2」たるゆえん。「酸素ルーム」

酸素ルームが2室。フロント横の目立つところにあります。
1.3気圧~1.7気圧まで利用可能です。
宿泊・デイユース利用客は追加料金は1名1室30分~45分利用で税込み1,940円から。
ビジター利用もできて、1名1室30分~45分利用で税込み2,160円から。

 

夜景が楽しめるカプセルホテルって、聞いたことないぞ

シンプルで清潔感あふれる館内はとっても好感が持てます。
なにより、カプセルホテルなのに眺めがいい
夜はカーテンを開けて、夜景が見えるようにする予定だとか。
カプセルホテルに慣れている人でも、こんなカプセルホテルは経験がないと思います。

アクセス方法

上下線パーキングエリアからアクセスが可能

阪神高速4号湾岸線の泉大津PA(上下線ともに)からのアクセスが可能です。
上り線(北行)PAの11階にある「HOSTEL O2」ですが、
下り線(南行)PAからももちろんアクセス可能

上り線PAからは、PA駐車場からエレベーターで直接11階にあがるだけ。
下り線PAからは、いったんPA駐車場フロアから5階にあがり、上り線PAにつながる連絡通路橋を通って、エレベーターで11階へ。
(注:ホテル専用駐車場は有りません。PA内での駐車場の確保はお客さまでお願いします。)

11階でエレベーターを降りればすぐ「HOSTEL O2」です。

11階は24時間オープンの展望フロア

阪神高速利用者なら、ホテル利用がなくても11階にあがることができます。
施設前フロアは24時間オープンの北向き展望スペースになっており、
大阪の街が一望できます。内覧会はお昼でしたが、夜行くと夜景がとてもキレイなんです。

おまけ

以前から泉大津PAを利用したことのある二人は展望室時代の名残の青い柱見て少し興奮しました、笑。

青い柱は展望室時代の名残り。

11階展望スペースからの北東方向の夜景。近くには工場夜景、遠くは大阪の街の灯が。

こんなお客様に利用してもらいたい!

  • トラックドライバー・・・PAで車中で仮眠をとっているトラックドライバーが多く、そんなドライバーにより快適な休息を提供したいという発想から生まれたのがHOSTEL O2です。
  • 関空の早朝・深夜フライト利用者・・・深夜に関空に到着して、翌日からはドライブ観光する、という方や、早朝フライトのため関空近くで宿泊したい方など。フライトは疲れるもの。フライト後、フライト前を問わず、快適な休息をとって、充実した旅にしてもらいたい、という思いもあります。
  • 長距離走行後の気分転換にも・・・デイユース(仮眠)やシャワーのみの利用も可能。疲れた体をリフレッシュさせる酸素ルームはおすすめ。
  • 夜景が好き、工場夜景が好きな方・・・遠くには大阪市街地の夜景がきらきらしています。泉大津のすぐ北は工場夜景の西の横綱、高石市の臨海工場地帯。夜景を楽しめるカプセルホテル、なかなかありません。

8月17日(土)のオープン後、話題の施設になること間違いなし。
楽しい旅は快適な休息から。さぁ、泉大津で休憩だ!
そして、リフレッシュできたら、安全運転でいってらっしゃ~い!

 

利用にあたっての注意事項

  • カプセルホテルは阪神高速道路の利用者限定です。阪神高速道路パーキングエリア以外からホテルのフロアには通行できません。
  • 阪神高速道路の利用者であれば、上り線(大阪市内方面)と下り線(りんくう・関西空港方面)と双方の駐車エリアから利用することができます。
  • カプセルホテルの中は食事はできません。食事をしたい場合には、3Fの休憩エリア内にあるレストランをご利用ください。
  • 11階展望スペースは阪神高速道路の利用者であれば、カプセルホテル利用者の方以外でも自由に利用することができます。

施設概要

HOSTEL O2 ホームページ(予約もできます) https://hostelo2.com/

個室数
112室(男性用 92室、女性用 20室)

利用料金(税別)
・宿泊(1泊)3,700円~4,100円 ※シャワー利用料込
 チェックイン17時~チェックアウト10時
・デイユース(仮眠)1,800円~3,900円 ※シャワー利用料込
 【90分~300分(5時間)】13時~18時
・シャワー 1,000円(1時間) ※シャワーのみ利用の場合
 7時~10時、13時~24時の間で1時間利用可能
・酸素ルーム 1,800円~3,000円(1名~2名)【約30分~45分】
 24時間利用可能 ※酸素ルームのみの利用も可能

その他
・館内設備・アメニティ:テレビ(キューブ型TV付) / wi-fi / ドライヤー / スチームアイロン(貸出) / タブレット(有料貸出:200円(税抜き))/ 洗浄機付トイレ(暖房便座) / ボディーソープ / シャンプー・コンディショナー / ハミガキセット / タオル / バスタオル / ナイトウェア (洗顔セット・カミソリ・ブラシ・スリッパは販売物品です)
・駐車場はPAを利用

 

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