行ってみるなら今しかない?築100年を超える駅舎がカフェとして復活。浜寺公園駅・カフェ駅舎
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愛着ある私鉄はありますか?
いつも「ぼちぼち」をご覧くださいまして、ありがとうございます。編集部のあさかわです。
お住いの方はもちろんご存知と思いますが、関西の電車移動の主役の座をJRや地下鉄とともに競っている私鉄各社、「関西は私鉄王国」と言われるほど。皆さんの中でも愛着のある私鉄電車が1つや2つはあるのではないでしょうか?
でも、慣れ親しんだ街並みや車窓が変わるのは致し方ないとはいえ少し寂しい気持ちになりますね。もし当時の雰囲気が味わえるとしたら、素敵じゃないですか?
今回ご紹介する南海本線の旧浜寺公園駅・駅舎の「カフェ駅舎」はまさにそんな存在です。
南大阪の地域に馴染みのない方向けにご紹介しますと、浜寺公園は大阪の難波から南海本線で30分弱で到着する各駅停車のみ停車の郊外の駅です。
その昔、この浜寺公園周辺は、富裕層の別荘が立ち並び、夏場は海水浴場として賑わいを見せていたそうです。今は、浜辺は埋め立てられ海水浴場はなくなりましたが、歴史ある大きな邸宅がそのまま残っている地区もあり、ノスタルジックな風景を見ることができます。
100年以上歴史のある駅舎をそのまま引っ越し
100年以上前の明治時代に建築された、浜寺公園旧駅舎。現存する私鉄の駅の中では最も歴史ある駅舎だそうです。
立派な建物で圧倒されます。調べるとびっくりしました。
浜寺公園駅は1897(明治30)年に開業。1907(明治40)年に木造平屋建ての旧駅舎に建て替えられました。この旧駅舎は、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる辰野金吾が主催の辰野片岡建築事務所が設計。1998(平成10)年には大手私鉄の駅舎で初めて国の登録有形文化財に登録され、2000(平成12)年には「近畿の駅百選」にも選ばれました。
引用:乗りものニュース ›› 鉄道 ›› 築110年の駅舎、復活 南海・浜寺公園駅の旧駅舎、カフェなどで営業開始
なるほど、言われてみれば東京駅のデザインに似ている。長く現役で活躍していた駅舎が引っ越しした理由は、高架化・立体交差の工事のため。工事期間中は駅舎があった場所から数十メートルの場所に駅舎の状態そのまま移動したそうです。
ちなみに、高架化の工事完了後はこの駅舎は再び元の場所に戻り、もう一度「現役」に復帰する予定だそうです。
カフェやギャラリーとして再生
引っ越しの終わった、2018年の4月からは「カフェ駅舎」としてオープンしています。
歴史ある建築物ながら、驚くほど綺麗な状態に保たれています。
驚いたことに、Wi-Fiも利用できます。私の場合には自宅からも近いので、気分転換によく利用させてもらっております。
ホットコーヒーをいただきました。一口サイズのクッキーも添えられているのが嬉しい!
カフェ駅舎のメニュー
- ビーフカレー 500円
- キーマカレー 500円
- ハヤシライス 500円
(サラダ付き、ドリンクとセットの場合は600円) - ピザ 500円
(ドリンクとセットで600円) - ケーキセット 500円
- ピザトーストセット 500円
- トーストセット 400円
単品
- ケーキ 300円
- ピザトースト 250円
- トースト 150円
ドリンク 300円
コーヒー
- レギュラーコーヒー
- カフェオレ
- アメリカン
紅茶
- ダージリン
- アールグレー
- アップルフレーバー
ジュース
- オレンジジュース
- マンゴージュース
- グレープジュース
- アップルジュース
浜寺公園や阪堺電車がすぐ近くに。
バーベキューもできる広い公園
大阪府立浜寺公園がすぐ近くにあります。春になると1,300本の桜が咲き、多くの人で賑わいます。
阪堺電車の「浜寺駅前」も歴史を感じる駅
徒歩5分くらいの場所に阪堺電車の浜寺公園駅もあります。こちらも大阪の歴史を感じる風情が残っていますね。
施設情報・アクセス
住所:堺市西区浜寺公園町2-232
営業:10:00〜17:00 ※火曜休
公式サイト・URL:http://hamaderastation.com/
ITエンジニアの仕事をしている30代、大阪府出身。
会社員で業務システムを扱うお仕事を12年ぐらい経験しましたが、数年前、偶然にもWordPressと出会って、Webへ転換を決意。2018年からはフリーランスとして活動しています。私生活は夫婦共働き、「忙しない日常でも心のゆとりを」が目標。「ぼちぼち」ではグルメ記事やロカール線の記事を書くことが多いです。これからWebやブログを始める人を応援したい。WebやWordPressに関することは主に個人のブログで書いています。
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