関空への連絡橋はほぼ復旧。関空展望ホール「スカイビュー」から「関空見学ツアー」に参加！

2018年、台風21号で貨物船が関空連絡橋に激突してから半年。
脅威のスピード復旧で通行規制もほぼなくなりました。
そろそろ春だし、「ちょっと旅でも行ってみる？飛行機には乗らないけど」という感じで
関空展望ホール「スカイビュー」へ。そこから関空見学バスツアーに参加してきました。

息子「飛行機乗るの？」
僕　「乗らないよ。見るだけ。」
息子「えー。乗ろうやー」
僕　「わかった。ほな、バス乗ろう」
息子「？」

関空展望ホール「スカイビュー」とは

関西国際空港の北の端っこ、第1期滑走路の北にあります。
入場無料です。
メイン棟＋エントランス棟の２棟がつながってます。
メイン棟

• １F：メインホール
• ２F：関係者以外立入禁止（事務所フロア？）
• ３F：スカイミュージアム“空港図鑑”
• ４F：スカイビューカフェ/スカイデッキ
• ５F：スカイデッキ

エントランス棟

• １F：インフォメーション
• ２F：環境センター
• ３F：レストラン“コンコルドオブレジェンド”
• ４F：スカイショップタウン（SST）
• ５F：スカイデッキ

「関空見学プラン」に参加

見学ツアーの料金と所要時間

・参加費：一人500円（バスの座席を利用しない3歳以下の幼児は無料）
・1日3便、約１時間の関空見学バスツアー。
第1便：12時00分発
第2便：13時30分発
第3便：15時00分発
・土日祝、特定日に開催されています。

通常は入ることのできないエリアを、関空オフィシャルガイドが案内してくれます。
途中、バスから降りて見学するスポットもありますよ。

見学ツアー参加の方法

事前申し込みができます。当日参加もOK。
当日受付は、エントランス棟１Fのインフォメーションで受付です。▼

事前受付は展望ホール「スカイビュー」のサイトからWeb予約ページで申込もできます。
1日3回で、１回につき定員は50名程度です。当日受付もある程度余裕は見ているそうですが、
観光シーズンは事前申込しておいたほうがいいかも。。。
申し込みの時にバスの指定席チケット、案内パンフ、お土産５％オフクーポンがもらえます。▼

出発

メイン棟のメインホール前で出発10分前には集合。
参加者の名前を呼んで点呼という形での集合確認なので、必ず10分前には集合場所にいるようにしましょう。

バスツアー

さぁ、バスに乗り込んでツアー出発。
オフィシャルガイドのお姉さんの軽快なトークでツアーが始まります。
展望ホールスカイビューを後にして、駐機場を見ながら、
各国の航空会社のロゴの豆知識などでツアー参加者のハートをつかみます。
第一ターミナルを通り抜け、「保安区域」のゲートを抜けて、
いよいよ通常は立ち入ることのできないエリアへ。
まずは関空の奥に位置する第２滑走路へ。
ここでバスを降りて、砲台のような展望台から着陸してくる飛行機を見学です。▼

また、展望台の足元にはメガソーラー施設が。なんと、12万平米！▼

再びバスに乗り込めば、貨物区域や燃料タンクの横を通って、関空をぐるりと回って戻ってきます。▼

ガイドのお姉さんのトークはツアー客を飽きさせない、
関空の豆知識やこぼれ話が満載。
ツアー客からは「へー」とか「ほー」の声が上がります。
子供は普段見ることのない飛行機を近くで見ることができて楽しそうですし、
大人も他の人は知らない関空の裏側をのぞいたことでちょっと優越感。

展望ホール「スカイビュー」で楽しむ

見学ツアーの待ち時間にでも、見学ツアーの後でも、「スカイビュー」を満喫しましょ。

エントランス棟

３階はレストラン「レジェンドオブコンコルド」。
すでに引退しましたが、超音速旅客機「コンコルド」をイメージしたレストランです。
ランチ、ディナーもできて、滑走路を望む窓際席でぜひお食事を。
夜はライトアップされた空港の姿がまたオツ、らしいです。▼

４階はグッズショップ「スカイショップタウン」。
関空に就航している航空会社のグッズが並んでいます。
なかなかお目にかかれない、レアでマニアックなお土産、見てるだけでも飽きません。▼

５階はスカイデッキ。
ここから関空を一望できます。

メイン棟

エントランス棟のスカイショップタウンから渡り廊下で4階のスカイデッキへ。
広々としたスカイデッキから飛行機の離着陸が楽しめます。▼

 

スカイデッキの奥の室内には軽食ができる「スカイビューカフェ」
窓際の席から飛行機を眺めながらゆっくりできます。▼

5Fにもスカイデッキがあります。
遊具もあるのでちびっこは退屈しませんし、
高いところから関空を一望できる絶好のビューポイント。
離着陸のジェットの轟音がいい感じで耳に届きます。
風向きによって北向き離陸か南向き離陸か変更されるようです。、
北向き離陸だと飛行機がこちらに向かって離陸するので轟音も楽しめます。▼

3階は「スカイミュージアム“空港図鑑”」。
1/72スケールの大ジオラマの迫力は必見。
実際はこれの72倍・・・つまり、関空はでっかい！
関空や飛行機について学べたり体験できたり。
フライトシミュレーターや管制塔システム体験なども。
音の体験ブースは要体験！ジェットの轟音、楽しめます。▼

第1ターミナルへ

無料シャトルバスが往復しています。
休日のお昼の時間帯は10分おきにバスがくるので、
スカイビューを後にして、関空のメイン施設、第1ターミナルへ行ってみるのもいいでしょう。▼

多彩なお土産もの店を楽しむもよし、
何より海外からの観光客の多さが熱気となって、
「大阪、盛り上がってるやん」って思います。▼

アクセス

車でシュッと！

関空連絡橋はりんくうタウンの入り口「りんくう」から。
往復料金制で、
軽自動車：720円
普通乗用車：920円
です。
休日ETC割引もあるので、ETCの人は別途ネットで調べてみてくださいね。
（当日は休日でしたので、ETC休日割引で670円でした。）
当然、阪神高速湾岸線や阪和自動車道から乗り入れられるので、意外とスイスイ。▼

台風21号の復旧も進み、もうストレスなく通過できますよ。▼

駐車場は100円～110円/20分。
スカイビューで2,000円以上使うと1時間無料になります。
合算してくれるので、ツアーとカフェとお土産を買えば1時間無料になるかな、って感じです。▼

電車とバスでのんびり！

JR、南海電車の「関西空港駅」で下車し、第一ターミナル前（１F）展望ホール行きバスで。
無料シャトルバスなのでお財布にも安心。
第1ターミナルビルの1階、南の端の1番乗り場から。ここと展望ホールを往復しています。
約5分であっという間です。

りんくうプレミアムアウトレットからスイスイっと。

関空対岸のりんくうプレミアムアウトレットの「関西空港行」バス乗り場から。
展望ホールを経由して、第一ターミナルに向かうので、お買い物ついでに。
大人200円、子供100円。
30分おきに来るので、バスの時間を計算しながらアウトレットでお買い物を。▼

まとめ

大人も子供ものんびりと楽しめる「スカイビュー」です。
写真が好きな人はスカイデッキで撮影を楽しむのもよし、
お子さんはスカイミュージアムでフライトシミュレーターで遊ぶもよし。
見学バスツアーは普段入ることができないエリアを楽しめますし、
ガイドさんによる豆知識やこぼれ話は必聴。
これで一人500円はとってもリーズナブルです。
個人的にはスカイショップタウンの品ぞろえの楽しさに魅了されました。
世界の航空会社グッズはひねりが効いたものも多くて、見てるだけでも楽しいですよ。

というわけで、さぁ、関空に行ってみよう。
飛行機には乗らないけど、バスには乗れるぞ！

使ったお金は・・・

関空連絡橋通行料：670円（普通乗用車ETC休日割引）
見学バスツアー：1,500円（3人×500円）
軽食：1,450円（スカイビューカフェでエビカレー、カツサンド、ホットドッグ）
駐車場料金：920円（約4時間駐車、1時間無料適用）

 

「大阪検定準1級」一平の知ってると自慢できるウンチク

・「大阪府は関空ができるまで日本最小都道府県だったが、関空ができて香川県を抜き２番目に小さい都道府県となった」
というのを聞いたことがある人、いませんか？
実は関空ができるより先に、国土地理院が面積の算定法を改正して、香川県の面積が小さくなったので、
その時点で大阪は「2番目」になっていました。
ただし、関空ができたことによって、大阪府の面積は算定前の香川県の面積より実際に大きくなったため、こんな話が言われるようになったのかもしれません。
・関空連絡橋の長さは3,750m、関空第1滑走路は3,500m、第2滑走路は4,000m。
ちなみに、御堂筋の梅田～なんば間が約4,000m。
関空、長い！

ちなみに・・・

5階スカイデッキより。
台風21号で損壊した部分の橋げたもキレイになってます。
このスピード復旧を成し遂げる人間も、おそるべし▼

施設概要

公式ホームページ（展望ホールスカイビュー）

https://www.kansai-airport.or.jp/shop-and-dine/skyview

お車でお越しの場合

空港連絡橋スカイゲートブリッジ
往復通行料金（普通自動車 920円・軽自動車 720円
※連絡橋では左側を通行後、料金所を出た後に「展望ホール方面」へ。

電車バスでお越しの場合

第1ターミナル前1番バスのりばから出発の展望ホール行きバス（無料）をご利用ください。

アクセス