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ぼちぼち

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卒業おめでとう。JR阪和線・羽衣支線を引退する103系に会いに行く。

更新:2018年03月18日 カテゴリー:その他 タグ:, ,

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Congratulations ! I go to meet the 103 series retiring from JR Hanwa Line · Hagoromo branch line

 

春は出会いと別れの季節ですね。

いつも「ぼちぼち」をご覧いただき、ありがとうございます。列車に乗ることも、撮影することも、駅弁を食べるのも大好きな浅川です。
この「ぼちぼち」が昨年リニューアルし、大阪環状線沿線のローカルメディアとして再スタートしたほぼ同時期、大阪環状線の象徴的存在とも言えた、103系電車が大阪環状線から引退しました。103系電車は旧国鉄時代に製造された通勤型の電車で約48年と長きにわたって活躍してきた、いわば”国鉄のレジュンド”とも言える存在です。

引退した大阪環状線の象徴的存在、103系に会いに行く

大阪環状線を引退した後は、大和路線/奈良線、阪和線の羽衣支線、播但線で運用が続けられていました。

今でも乗れる!関西で現役の103系を紹介します。

そして、2018/03/17のダイヤ改正で羽衣支線からも引退するとの情報を得て、最後に会いに行ってきました。

わずか1駅区間しかない羽衣支線

JR阪和線本線は天王寺を出発し、南大阪地域を走り抜け、和歌山まで続く路線ですが、この羽衣支線は、阪和線本線の鳳駅から一駅先の東羽衣駅までのわずか1駅、1.7キロしかないローカル路線です。でべそのようなローカル路線ですが、同じく南大阪の海沿いを走る南海電鉄・南海本線/空港線との接続している、鳳駅・東羽衣駅周辺に複数の学校がある、という理由から乗降客が多い区間でもあります。
東羽衣駅に到着すると、多くの鉄道愛好家の方が、最後の103系を一眼みようと集まっていました。

行き先案内表示は「羽衣線」になっています。鳳駅と東羽衣駅の間は一駅しかなく、どちらかの駅を出発すると、次の駅が終点で、折り返し運転となります。おおよそ15分間隔で「いったり来たり」を繰り返します。

社内には卒業式らしい粋な演出が

103系に乗って、驚きました。普段は中吊り広告が掲載される場所がギャラリーになっていました。103系が阪和線を走った約40年の”臨時”歴史資料館になっています。写真撮影はJR西日本職員の方だとか。滅多にお目にかかれない貴重なギャラリーでした。

JR阪和線を走る103系電車はスカイブルー一色の車体(大阪環状線はオレンジ、大和路線・奈良線はウグイス色)ですが、車庫で点検がある時などは各路線の103系が勢揃いする時がありました。

大阪環状線でもスカイブルーの103系が走っていた時期もありました。その頃の貴重な写真です。(推測ですが、90年代〜2000年代の前半の時期だと思います。)

ギャラリーを見ていると、あっという間に鳳駅に到着しました。

今までありがとう。そしてお疲れ様でした!

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