search
ぼちぼち

この街で暮らす、働く、遊ぶ人のための話題とコミュニティを提案する大阪ローカルメディア

※当サイトではアフェリエイト広告またはプロモーションを含みます

フラワーアレンジメントを長持ちさせる方法

更新:2022年06月03日 カテゴリー:ライフハック タグ:,

コロナ禍を経験し、「家に花を飾るようになった」という声をよく聞きます。
イキイキとした花は、見ていても元気をもらえるので、花を飾ることを習慣にしたいですよね。
しかし、大阪の夏はチョー暑い。
せっかくのフラワーアレンジメントも、長持ちしにくくなってきます。
そこで、少しでも長くキレイに飾れる方法を紹介します。

あなたはお手入れやる気派?それともめんどくさい派?

何かのお祝いで花をもらったり、お花屋さんでフラワーアレンジメントを作ってもらったとき、
「枯れた花はどうしたらいいの?」「どうすれば長持ちするのかな?」など、疑問に感じたことはありませんか?

せっかくのお花だから、少しでも長く飾っておけるように、手入れの方法が知りたい!(お手入れやる気派)と、お手入れ興味ナシ!めんどくさいことしたくなーーい!(めんどくさい派)などなど、花を長持ちさせる熱意は様々だと思います。

そこで今回は、やる気別にフラワーアレンジメントを少しでも長持ちさせる方法を紹介します。

必須!アレンジメントが包まれているセロファンははずしたほうが長持ちする

フラワーアレンジメントは一般的に透明のセロファンでラッピングされています。

ラッピングの目的は、キレイに豪華に見せるためだけでなく、花が傷まないよう、茎が折れないよう防御することです。
フラワーアレンジメントを飾るときには、セロファンははずしてあげましょう。
ラッピングされたまま飾っていると、花も呼吸しているので、セロファンの中が蒸れてしまい花が傷みやすくなります。

もらった花のセロファンははずす
これは、必ず行ってほしいひと手間です。

換気の悪いところ、南側の窓際、エアコンの風が直撃する場所をさけて飾る

生花のフラワーアレンジメントを飾るのに良くない場所は3つあります。

1つ目は換気の悪い場所。マンションに住んでいる方は暗い玄関に飾りたくなりますが、窓のない玄関は換気がよくありません。
空気の流れが悪いところに飾ると、本来よりも早く花が傷みはじめます。

2つ目は南側の窓際。明るくて、さわやかさ満点ですが、暑すぎる場所も吸水性スポンジに含まれている水分がお湯のようになり、花もよれっとしてきます。

3つ目はエアコンの風が直撃する場所。夏の室温が高い時期に、良かれとおもって置きがちですが、エアコンの風があたりすぎることで、植物の細胞が壊れやすくなり、花を傷めてしまいます。扇風機の風直撃もよくありません。

小さな子供がいる場合、いつもないもの(花)が置いてあると、手が当たってしまってアレンジを床に落としてしまったり、花が折れることがあります。
よけいなことで怒鳴りたくないし、子供の行動パターンを考えて、飾るようにしましょう。

置く場所も、必ず意識してほしいポイントです。

花が枯れてしまう前に記念撮影

花をプレゼントした側は、あなたのことを思い、花を選んでくれているものです。
完全放置プレイで1週間たらずで枯らしてしまった場合、美しかった花の姿も思い出せないかもしれません。
次に花をもらった方と会っても、プレゼントされた花がどんなだったか会話できるように、写真に撮っておくとよいでしょう。

ちなみに職業柄か、私はほとんど花をいただいたことがありません。
だからプレゼントしてくれた人の顔、花の雰囲気、だいたいの値段(笑)をしっかり覚えています。

この作業も手間暇かかるもんではありません、是非パチッと撮っておいてください。

花に水やりというよりも、吸水性スポンジに水やり

カゴや器に入っている生花のフラワーアレンジメントは、吸水(水やり)が必要です。
毎日、毎朝水をやる必要はありませんが、少なくとも3日に1回、アレンジメントの吸水性スポンジ部分にあふれない程度にたっぷり水をあげましょう。

お手入れやる気派」なら、キッチンの流しまでアレンジメントを運んで、いったん器に残っていた雑菌が増えている水をすててから、給水を。
「給水して、水をすてる」という作業を何回か繰り返すと◎
雑菌いっぱいの生ぬるい水の上から、少しキレイな水を足しても‥‥あんまりキレイを保てないので注意です。

めんどくさい派」も、朝、自分が水を飲んだついでに同じコップででも、じゃばじゃばと水やりを。
庭の花の水やり気分で、花にまで水をかける必要はありません。

花がしおれてきたとき

花の寿命は、花によってことなります。
2枚の写真は、飾った初日と、1週間過ぎたころの姿です。
花屋さんに長くいた花(売れ残りの花)が含まれていたら、思っていたより早くしおれることもあります。また、そもそも寿命が短い花もあります。
寿命の終わった花、しおれた花が入ったままのアレンジメントは、それはそれは残念な姿です。

一般的に1週間を過ぎると、しおれた花が目立つようになります。梅雨や夏ならもっと短い場合もあります。
やる気ない派」なら、思い切ってさよなら(=捨てる)タイミングです。

いただいた方へ感謝しつつ、イキイキした生命力をたっぷり感じさせてくれた花に感謝しつつ捨てましょう。

オアシスの再利用について

吸水性スポンジは水をたっぷり吸うことができるスポンジです。防腐剤なども含まれていて、切り花が長持ちするように作られています。

「枯れた花を抜いたあとのオアシスは再利用できますか?」と生徒さんにもよく聞かれます。
完全に水分がなくなってしまった干からびたオアシスは、二度と水を吸収することはできません。再利用したい場合は、花を挿していなくても、水につけておかなくてはいけません。

そして、穴ぼこだらけになったオアシスは、挿しにくく、花を長持ちさせる力も弱まっているので、あまりおすすめできません。

オアシスの処分方法

オアシスは、プラスチックごみとして処分します。
住んでいる市区町村によっては「不燃ごみ」に分別されている場合もあるので、確認しましょう。
「吸水性スポンジ」や「オアシス(トップメーカーの商品名)」で分類されています。
そのまま捨てると重いので、にぎりつぶすように水分をしぼってから捨てましょう。

1週間を過ぎたタイミングで生け直し!

枯れた花が目に付くようになったら、大メンテナンスを行ってみましょう。

「まぁまぁお手入れやる気派」なら、元気に咲き続けている花をアレンジメントから抜き取ります。
それらを水の入った花瓶に生け直してみましょう。
花瓶がなくても、使わなくなったコップやマグカップでも十分。
茎をグニュっとしていない、健康な部分まで切り落とし生けてみます。

コップに入れる水の量は深さ5㎝くらいで十分。
水に浸かる部分の葉っぱは取り除いておきましょう。

「お手入れやる気派」
①思い切ってアレンジメントの花やグリーンを全部抜く
②カゴや器に残っている古い水をすてる
③吸水性スポンジを裏返す
④すっきりした吸水性スポンジを器にセットしなおして、一から花をさしてみる!

写真は、咲き終わったチューリップや黄色の小花を処分し、満開のラナンキュラスなどで低いアレンジにリメイクしました。
吸水性スポンジに挿す茎の部分は3㎝。しっかり挿しましょう。

なんとなく主役っぽい花を中心部分に挿して、脇役っぽい花やグリーンを添えるように挿してみましょう。
思った以上に素敵なアレンジに生まれ変わるかもしれません。

「私はセンスないし、うまく挿せない」と嘆き、上手に挿したくなったら、お近くの花の教室へ。

枯れない花プリザーブドフラワーのアレンジメントなら水分厳禁

生花を特殊加工したプリザーブドフラワーのアレンジメントをもらうこともありますよね。
この場合、水やりは厳禁!!そのまま飾ってください。

置く場所で良くないのは、直射日光がガンガン当たる場所。
プリザーブドフラワーが日焼けしてしまい、色あせが早くなります。

もう一つは湿気の多い場所。
水回りの近くや、水槽・観葉植物のそばに置くと、湿気を吸収し、ヨレっとしてしまい、やがてカビが生えてしまいます。

プリザーブドフラワーのアレンジメントはプラスチックのケースに入っていることが多いです。
そのまま飾れば、ホコリもつかず、きれいな状態を保つことができます。
ただ、そのプラスチックケースがホコリまみれになっては、マイナスオーラ全開の飾りになるので、定期的にふきとってあげましょう。

いかがでしたか?フレッシュな生花も、長持ちするプリザーブドフラワーも「ちょこっとお手入れ」がとても大切です。
お手入れ時間をリフレッシュ時間と考えて、お世話してあげてくださいね!

コメント

  1. ちゃっぴぃ より:

    もらった花を長持ちさせる方法・・・オアシスは再利用できるのか?捨て方について追記しました。♯ぼちぼち 

コメントを残す