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夏対策!切り花を長持ちさせる方法

更新:2020年06月11日 カテゴリー:ライフハック タグ:, , ,

大阪も梅雨入りしましたね。
湿気の多い梅雨の時期から夏にかけて、切り花は長持ちしにくくなります。
それでもお家に花を飾って癒されたい!という方にむけて、切り花が長持ちする方法を紹介します。

暑い時期に花が長持ちしない理由

①花瓶の水の温度も高くなる

室温がどんどん高くなるので、花瓶に生けられている花はぬるま湯に浸かっている状態です。
人間でもお湯に浸かりっぱなしは、ぐったりしてしまいますよね。

②雑菌が発生しやすくなる

ぬるま湯に浸かっている茎の部分は、雑菌が発生しやすくなります。
汚れたままの花瓶の内側も、雑菌が発生しやすい状態です。
雑菌まみれの水を吸ってる花‥‥長持ちできません。

③成長のスピードが早くなる

気温が高い時期は植物の成長はどんどん進みます。
あっという間に百合の花が咲き、すぐに花びらが茶色くなっり散ってしまったことはありませんか?

これは植物としては、暑さのおかげですごいスピードで寿命を全うした状態。致し方ありません。

花屋さんの冷蔵庫の中は、ほどよく涼しく、ゆっくり寿命を全うできます。
私たちが普通に部屋に飾っている環境とはかなり違うので、同じようには長持ちできません。

①や②の状態は、寿命で花が枯れてしまうのではなく、病気になってしまいます。
病気になってしまう状態は、少しの工夫で乗り切れます。

切り花を長持ちさせる基本!花瓶は中もキレイに

花の水を替えるとき、どうしてますか?

キッチンの流しや、洗面所に古い水を捨てる
花瓶に新しい水を少し入れてすすいでみる
茎を少し切る
花瓶に新しい水をいれる

ちゃんと手入れしているようですが、ツメが甘い!
花の水を替えるときは、水を入れる花瓶の内側を重点的にしっかり洗ってください。
食器を洗うスポンジを併用するのは、気がひけるので私はメラニンスポンジを花瓶洗い用として使っています。

水替え時、茎を切る長さの目安は水が浸かっていた部分

水替えのとき、なんとなく茎を切ったほうが良い気がして、少しだけ気持ちだけ切っていませんか?

茎は、古い水に浸かっていた部分(雑菌が発生しかけている部分)を切るのが理想です。
茎を切り落としたとき、ぐにゃっとしたり、切り口が茶色くなっていたら、さらに短く切ってください。
花はフレッシュな新しい切り口から、水を吸うことができます。

花瓶の水の量は少なめに

「えぇっ!花めっちゃ短くなるやん!」

と思った方は、水の量が多すぎです。
花屋さんの花は店頭に並ぶ前に、しっかり水揚げされています。
私たちが飾るときは、茎の切り口から水が吸えるだけあれば、たいていの花は大丈夫です。

夏の時期、花も暑かろうと花瓶の水の中に氷を入れる方がいます。
一次的には水温は下がりますが、水量も増えます。
数時間後には、多めのぬるま湯になるので要注意です。

花瓶の水を少なめにしたときの注意点

1本の茎から葉っぱや脇枝がたくさんついている花などは、たくさんの水を必要とする場合があります。
丈が長いまま花を飾る場合も、切り口から先端まで水を行き渡らすのが大変なこともあります。
水が少ない状態でも、花たちが生き生きしているか様子を見てください。
写真の花は、2日間経過していますが、水の量は問題なさそうです。

花がくたっと元気がないように感じたら、脇枝を少し切り落として小さな花瓶に生けなおしたり、全体の長さを短くするなど調節してあげましょう。

そして花瓶が軽すぎたり、花の長さにあっていないと倒れやすくなります。
重量感のバランスも注意してください。

茎を毎回切らなくてもいい植物

ハーブやアイビーなどの葉っぱ系は、根が出てくるものがあります。
根が出かけているのに、お手入れのとき茎をカットするのはもったいない!
根が出始めたら、お手入れするときは、流水で茎の汚れを洗いおとし、花瓶を掃除して新しい水を入れてあげれば大丈夫です。
しっかり根が出てきたら、土に植えることもできます。

いかがでしたか?
暑い夏は何をするのもおっくうですが、花の手入れをする時間は自分にとってもリフレッシュできる時間になったりします。
是非、花や緑とふれあう時間を作ってくださいね。

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