一緒にスタイルを作り上げるオーダースーツサロン 船場ビスポークでお話を聞いてきました
大阪の船場は古くは呉服の町として栄え、現在も繊維関係の会社が多くある街です。
そんな船場に2020年1月15日「船場ビスポーク」というオーダーメイドスーツサロンがオープンしました。
テイラーとはちょっと違う「ビスポーク」。ビスポークっていったい何だろう?
オーナーの瀬島京子さんにインタビューしてきました。
目次
どうしてオーダーメイドスーツのサロンを始めたの?
初めての仕事はデパートのキャリアブランドの販売員だった瀬島さん。
その後は大手の会社での秘書などの経験を積んでいく中で出会ったビジネスマンの方の中には、もっと似合うものがあるのに。と思うような方がいたそう。
そんな時、秘書としてつとめていた上役の方から「瀬島さんがみんなをおしゃれにしてあげたらいいんじゃない?」との言葉をもらったことが一つのきっかけとなりました。
オーダーメイドって敷居が高いと思っていませんか?
オーダーメイドってなんだか敷居が高そうに思ったりもしますが、昔より身近になってきていますし、実は利点が沢山あるんだそう。
スーツには普遍的な美があり、メンズスーツのトレンドはゆっくりなのでカジュアルな装いのように流行に流されずに長く着ることが可能ですね。
一人一人顔が違うように、体格も人によって違っているのでオーダーメイドだと、しっくりと格好良く着こなすことができます。
もちろん着心地も最高。
そんなオーダースーツを瀬島さんは対話によってお客様と一緒に作り上げていきたくてお店をオープンしました。
船場ビスポークはお客様の内面に合わせたスーツを作りたい
ビスポークの語源はテーラーが顧客と「対話」しながら服を仕立てていくところからきています。
船場ビスポークは初めてのお客様には生地選びなどの実際の作業の前に1時間ほど、お客様がどんな人なのか、これから目指していきたいものなど、いろんなお話を聞かせてもらって、お客様の内面や今後の向かう希望に合うものをつくっていきます。
それは内面は外見に現れ、その人にあった装いができた時には軸が通ったようになり、自信が溢れてくるからとの思いがあり、瀬島さんはお客様の内面を引き出したいのだそうです。
内面を表現したスーツを作ることで5年先、10年先を見据え、なりたいあなたになれるように引っ張っていってくれるような、お客様の成長の手助けとなりたいそうです。
瀬島さんからは女性目線の細やかなコーディネートや色合わせなどのアドバイスもしてもらえますし、転職やこれからの自分のポジションを変えたいと思った時、迷った時などに相談すると、お客様に寄り添った目線で力になってくれることでしょう。
なお、スーツといえばメンズのスーツを考えがちですが、もちろん女性用のスーツやシャツのオーダーも可能です。
普段スーツを着ない人も出入りできる開かれた場所へ
対話を大事にする船場ビスポークは落ち着いて話しをしやすい、ゆったりとした空間を目指したインテリアになっています。
人の話しを聞いて、思いに寄り添い、その人らしさを引き出したり、人と人をつなげるのが大好きな瀬島さんは、これから大人の教養を高められるようなイベントを開催していきたいとのこと。
テーラーとしてだけでなく対話を通して顧客と一緒に成長したい。
そんな思いがこもってたビスポークサロン、興味を持たれた方は気軽に一度訪れてみてくださいね。
船場ビスポーク 店舗情報
〒541-0047 大阪市中央区淡路町2丁目5-8 船場ビルディング213
TEL:090-2116-4404
e-mail:info@sembabespoke.jp
URL:https://sembabespoke.jp/
営業時間:11:30〜18:00 ご来店前にご予約ください。
平日の18:00〜20:00と土日祝はご予約で対応可能。
興味を持ったらいろいろ追いかけます。
セロー225というオフロードバイクとSV650でのツーリングやソロキャンが趣味。
美味しいものとアウトドアとアートが好き。
コメントを残す