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口腔ケアと感染症との関連性や感染症予防についての勉強会に参加して健康について考えてみました

更新:2020年12月23日 カテゴリー:ライフハック タグ:, , ,

少し前にニュースで歯周病があると新型コロナにウイルスよる重症化や死亡リスクが高まると聞きました。

口腔ケアと感染症の関連性ってなんだろう?

新型コロナウイルスだけでなく、歯周病など口内環境が悪いと感染症やいろんな病気にかかりやすいというのも以前聞いたことがありました。

それっていったいどういう関係があるの?と気になっていたところ、リステリンを販売しているジョンソン・エンド・ジョンソンさんが「口腔ケアと感染症との関連性や感染症予防についての勉強会」を開催されるとのことで参加してきました。

口腔内菌と関係性がある疾患一覧

ウイルスによる感染ってどこから?

ウイルスからの感染は人間の肌の表皮、いわゆる腕や足の肌からは感染せず、粘膜から感染します。(表皮が怪我をしていたら血液から感染するリスクがあります)

口腔内などの歯周病菌など悪い菌から出た毒素が粘膜を保護している粘液を破壊して粘膜の細胞にとりついて増殖して感染するんだそう。

粘膜といえば、普段露出しているところでは目や鼻の穴、口、お尻の穴などですよね。
最近、コロナ対策で手指の消毒を言われるのも、手指で口や鼻などを触ってしまい、手についた細菌が粘膜に付着することによって感染してしまうからなんです。

考えてみれば口の中の粘膜の面積って他の目や鼻などと比べてすごく大きい。
その口の中で悪い菌が増えてしまったら、すごい数ですよね。
一番大きな入り口であるお口を清潔にすることは、ウイルス感染対策としてとても重要なんです。

口腔ケアをするとインフルエンザも減る

口腔ケアをすると健康にどのような影響があるのかを調べた研究として、在宅療養の高齢者を半分のグループに分け、1週間に1回歯科衛生士による口腔ケアと口腔衛生指導を受けたグループと受けなかったグループを作って比較。

ケアを受けたグループのインフルエンザ発症率は受けなかったグループの1/10だったそうです。

口腔ケアを受けたグループと受けなかったグループのインフルエンザ発症率の比較

ここからも口内環境を整えると健康面でのメリットが見込まれるのが分かりますね。

また、少し専門的な話になりますが、新型コロナウイルスが細胞に感染するときは細胞のアンジオテンシン変換酵素(ACE2)に吸着することで感染すると報告されていて、そのACE2は口腔内、舌部分に多く存在しているので、口腔内全体のケアの重要性に注目されています。

口内環境を整えて感染症に強い体を作ろう!

口の中の細菌は放置すると段々に増えて、時間が経つとバイオフィルムという菌の膜のようなものを作ってしまい、ひどくなると普通の歯ブラシのブラッシングでは取れにくくなり、バイオフィルムの内部に細菌が滞留して毒素を発生させ歯周病などの原因になります。

また、歯ブラシや糸ようじだけでは口の中の面積の約25%ほどしかケア出来ませんが、マウスウォッシュを使うと届きにくい口の中の隅々まで薬剤が行き渡ることでかなりしっかりとしたケアができるようになります。

マスクをしていることが増えて口臭気になりませんか?

コロナ対策で家から一歩でも出ると、マスクをすることが当たり前のようになってきました。

マスクをすることで口呼吸が増えて、唾液が減り、口の中が乾燥することで口内細菌が増え、結果として口臭が発生するそうです。

マウスウォッシュは口臭対策にも効果を発揮するので、気になる人は使ってみてください。

歯周病のセルフチェック

歯周病のセルフチェックも教えてもらいました。
チェックしてみてくださいね。

  1. 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
  2. ブラッシング時に出血する。
  3. 口臭が気になる。
  4. 歯肉がむずがゆい、痛い。
  5. 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
  6. かたい物が噛みにくい。
  7. 歯が長くなったような気がする。
  8. 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
  • 3つあてはまる:油断は禁物です。自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
  • 6つあてはまる:歯周病が進行している可能性があります。
  • 項目全てあてはまる:歯周病の症状がかなり進んでいます。
リステリン

正しいマウスウォッシュの使い方

歯磨き、糸ようじなどでケアをした後、適量を口に含んでクチュクチュと口の中をすすぎます。(写真のリステリン500mlサイズの場合はキャップ8分目くらい)

この時、時間が短いとあまり効果がないですが、長ければいいというものでもなく30秒ほどが適切だそうで、夜寝ている時に口腔内の細菌が増えるため使用は食後や就寝前もおすすめ。

1回きちんとマウスウォッシュを使用するとおおよそ8時間くらいは菌が減った状態になるとのことなので、私も実際に朝食後と就寝前の歯磨き後にしばらく使用してみたところ、朝に起きた時の口の中のねばつきが減りました。

マウスウォッシュ使用後の注意点

口内環境を整えるのにとても有効なマウスウォッシュですが、使用後に注意点があります。

マウスウォッシュに含まれるたんぱく質を分解する成分が、配管の中に残っている髪の毛などを溶かしてゲル状にすることがあり、それに髪の毛やゴミが付着、蓄積し、配管詰まりの原因となることがあるので、マウスウォッシュを使用後には充分な水でしっかりと流すようにしてください。

マウスウォッシュの選び方

前述したバイオフィルムは膜のようになっており、一般的な殺菌剤ではなかなか内部まで殺菌できないのですが、リステリンに含まれているエッセンシャルオイルはバイオフィルムに浸透して殺菌するので効果的とのこと。

マウスウォッシュは低刺激のもの、強い刺激のもの、機能を付加したものなど様々な種類があるので、自分に合った一本を探してみるのも楽しいですよ。

さまざまな特色を持つリステリンの表

80歳になったとき20本歯を残そう

歯が抜ける一番の原因は歯周病です。

80歳になった時に20本以上の歯を残そうという8020運動というものがあります。入れ歯になると食べられるものに制限ができてしまったり、食べる時の食感が楽しくなかったりします。

自分の歯が20本あれば楽しく充実した食生活が送れるので、歯周病を予防して健康に過ごせるようにしたいですね。

そんな目標や、健康に日々を過ごすためにも、今のケアにマウスウォッシュを取り入れてみてはいかがでしょうか?


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