書評:マンガ「自営業者の老後」上田 惣子著
ぼちぼちは、「フリーランスのためのワークライフバランス」をテーマとしたWebマガジン、ライター自身の立場から働き盛りの子育て世代に向けて、身近で役立つ情報を発信しています。そんなぼちぼち編集部に届けられた1冊の本。それがこの「自営業者の老後」です。
老後っていつから考えればいいんだろう…
20~30歳台で、仕事も乗りに乗って、働けるだけ働いて、稼げるだけ稼ぐという人には、必要だとはわかっていてもつい先送りしてしまう課題かも。
もちろん、働き盛りの20~30歳にも堅実な人はいるでしょう。しかしそんな働き盛りの人たちに老後の不安を煽るのもどうかと思います。しかし誰もが皆平等に歳を取り、40歳、50歳になるんです。
そして仕事が減ってきた?自分のピークはもう過ぎた?と思うようになると後何年働ける?老後はどうなる?と考える時期は必ずやってきます。
遅かれ早かれいずれ考えなければいけない、それが「老後」
特に自営業者の老後は人によって全く違います。まず稼ぎがまったく違う。財産だってもちろん違う。
今こそ自分の稼ぎと財産を把握して、自分にできる備えを見直すべき。この書ではそんなフリーランスの問題意識を高めてくれます。
ではどうすれば稼ぎの減った老後を乗り切れるのか?
この書では、確定拠出年金、小規模共済などの備えに始まり、不動産、年金、保険などの基礎知識を、苦手な人にもわかりやすく、ユーモアたっぷりのマンガで解説してくれています。自営業者やフリーランスにおすすめできる1冊です。
上田 惣子著 「自営業の老後」
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大阪でカメラマンとWEB制作を生業とする二児の父。
今、興味あるのは写真、自転車、旅行、ハイキング、キャンプ、焚き火…
5年前に大阪ローカルメディアぼちぼちを立ち上げ、フリーランス歴20年、株式会社アイワークス代表、職業はWebクリエイター、プロカメラマンで、WordPress書籍出版、セミナー勉強会主宰多数
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