新型12インチMacBookを仕事で毎日使った感想
目次
- 1 2015年6月:発売したばかりの新型12インチMacBook (MJY42J/A Early 2015) を買いました。
- 2 マルチタスクでの処理に時間がかかる。。
- 3 やっぱり遅いのはマルチタスク
- 4 結論としては、新12インチMacBookは使える!使いやすい!
- 5 小さいのはいいことだけど、視線はあまり下げたくない
- 6 まとめ:軽さと綺麗な画面を重視するなら、12インチMacBookがおすすめ
- 7 2017年1月 MacBook Proが新しくなり、ためしに購入
- 8 2017年3月:結局選んだのはMacBookでした!
- 9 2017年4月:バッテリー交換修理が点灯!
- 10 最新ニュース(2017.6.6):ついに12インチMacBookが大進化する
- 11 2017年11月:超軽量アダプター Anker USB-C Quick Chargeをテスト
- 12 2018年1月:新たにMacBook 12″ Mid 2017を購入
- 13 2018年1月:バッテリー交換依頼
- 14 2018年6月:MacBookのキーボード無償修理プログラム
- 15 2019年7月:MacBook12の販売が終了
2015年6月:発売したばかりの新型12インチMacBook (MJY42J/A Early 2015) を買いました。
これまでは、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2012)、その前は、MacBook Air (Early 2011) と、それなりに仕事に使えるマシンを使ってきて、新型12インチMacBookは非力と言われていた処理能力に少なからず心配でした。
しかし実際に購入して使ってみたら、その心配はやっぱりか。と思う部分と、結構いけるじゃん。という2つに分かれました。ちなみに買ったのは、2種類のうちの速い方(MacBook 1200/12 MF865J/A)です。遅い方を購入された方や、さらに新型のEarly 2016とは、また違ったレビューになっているかもしれません。
では、新型12インチMacBook (MJY42J/A Early 2015) を早速レビューしてみましょう。
マルチタスクでの処理に時間がかかる。。
まず、もっとも非力だとわかったのは、いわゆるマルチタスクでした。僕の仕事の場合ですと、FTPで何かを転送しながら、スカイプで通話しながら、ブラウザを表示させるといった作業や、ブラウザでもたくさんのタブを開いたり、同時にいろんなアップロードやダウンロードを行うといった作業は苦手のようです。特に購入初期のセットアップではChromeがおかしいぐらいに遅くて、これではGoogle MapやGoole Driveが使えないと判断し、Safariに乗り換えていた時期もありましたが、それはその後のChromeのバージョンアップで改善されたようで、いつもまにか解決していました。今では2,30個のタブを同時に開いても大丈夫ですし、Google MapやGoole Driveも十分に使えるレベルです。
やっぱり遅いのはマルチタスク
反対に、一年が経った今でもやっぱりおそいなーと思う部分は、VirtualBoxでWindows10を起動するとかなりもたつきます。またAdobe Premireでの動画編集でプレビューがカクカク動いたり、Illustratorでの重たいファイルを開いたり閉じたりする時に時間がかかることなどです。しかしこれは最近のAdobe CCが全体に遅くなっている印象があるので、このMacBookだけの問題でもないように思っています。MacBook ProやMacBook Airの方はどうですか?
2015年に購入した時は、まだMac OS Xの前のバージョンだったんですが、El Capitan以降になってからは、ずいぶん安定したと感じています。過剰なマルチタスクを酷使しなければ、特に問題はなく、ひとつの作業に専念するように作業すれば、わりとサクサク動作しているといっていいと思います。
結論としては、新12インチMacBookは使える!使いやすい!
ちなみに僕の仕事は、WebデザイナーとしてWeb制作などクリエイティブな作業が中心で、いわゆるノマドとして、どこでも仕事ができるような環境を作っているので、これ以外のPCやディスプレイは使っていない現状です。
外部端子がUSB-Cひとつしかないことも懸念されると思いますが、USBとVGAの変換ケーブルだけ非純正品のものを買い足し、これで十分と思っています。
おすすめは、VGAとUSBを使いながらも、電源が供給できるこういうタイプです。
ストロークが浅くなった超薄型フルサイズキーボード「バタフライ構造キーボード」も心配することはありませんでした。好みですが僕はストロークは浅い方がよく、今では他のキーワードの方が使いにくく感じます。
トラックパッドについては、キーボードとの距離が近くて、キーボードをさわっているといつのまにかトラックパッドに触れている事が多々ありましたので、トラックパッドの設定は触っただけではクリックにならないように変更しています。でもどこを押してもクリックできるので、これはこれで案外快適です。
小さいのはいいことだけど、視線はあまり下げたくない
小さくて軽いのが魅力の12インチMacBookですが、とはいえ、使うときに小さな画面をのぞき込んでいては、姿勢も悪くて疲れますので、高さを増すためにもちょうどいいです。この手の商品は本来夏場の冷却効果を目的としていて、冷却ファンがないMacBookにとっては、特に重要な夏場の熱対策としてオススメです。
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まとめ:軽さと綺麗な画面を重視するなら、12インチMacBookがおすすめ
- 1kgを切っている重量は荷物としての負担がほとんどなく、Proと比較してもその違いは明らか。毎日持ち運ぶならおすすめはMacBook。
- Retinaディスプレイはめちゃくちゃキレイです。RetinaではないMacBook Airで満足している方はもったいないですよ。
- ピンクが選べるのはMacBookだけ。
- 少し高かったけどCPUの速い方を選んで良かった。おかげで長く使えそうです。
2017年1月 MacBook Proが新しくなり、ためしに購入
2017年3月:結局選んだのはMacBookでした!
しばらくMacBookとMacBook Proを二台持ちしていましたが、結局、MacBookしか使わない状況が数ヶ月経ちましたので、MacBook Proは知人に譲ることとなりました。どちらも最高のノートブックなのですが、軽さを選ぶか、高性能を選ぶか、強いて言えばどちらを選ぶかの違いだと思います。僕はMacBookを選びましたが、それでもMacBook Proも他と比べればとても軽いし、サクサクと快適なノートブックです。
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2017年4月:バッテリー交換修理が点灯!
2年近くほぼ毎日使ってきて、時々は電源を外して、バッテリーでの使用にもたいへん酷使してきましたが、ついにこの「バッテー交換修理」が点灯しました。近々交換に行ってこようと思います。まあよく持った方だと思います。
最新ニュース(2017.6.6):ついに12インチMacBookが大進化する
WWDC17の発表によると、待望のCPUがついに、12インチMacBookに搭載されるようです。第7世代と呼ばれる「Core m3/i5/i7」が選択可能になるようです。またオプションでは16GBのメモリーが選択できるらしく、これでシリーズ最軽量のMacBookで、これまでの「Core M」ではきびしかったマルチタスクでの高速処理が実現される見込みです。
2017年11月:超軽量アダプター Anker USB-C Quick Chargeをテスト
Amazonで見つけたこのような軽量なアダプター「Anker USB-C Quick Charge」を試してみました。実測69gとMacBookの電源アダプター109gと比べてもかなり軽量です。しかし実際に充電してみると充電速度はそれほど速くなくて、MacBookを使用しながら充電すると高速ではなく、ゆっくりとした充電になります。高速充電よりも軽量化を図りたい方にはおすすめです。MacBook Proでは試していませんが、多分充電が追いつかないと思います。
2018年1月:新たにMacBook 12″ Mid 2017を購入
2年と8ヶ月間、ほぼ毎日使ってきて、バッテリーの限界を感じたので、新たにMacBook 12″ Mid 2017を購入しました。
新旧MacBookの比較レビューはこちら。
2018年1月:バッテリー交換依頼
Appleストア(Genius Bar)に持ち込み、バッテリー交換を依頼してきました。
費用は21,384円(税込)、1週間ほどで自宅まで配送されるということでした。
先日、新型を買ったばかりですが、このMacBookもそれ以外は、全く問題なく仕事に使えるだけに、今回はバッテリーを交換して、さらに2~3年使うことになりました。
Mac修理サービス
https://support.apple.com/ja-jp/mac/repair/service
2018年6月:MacBookのキーボード無償修理プログラム
https://www.apple.com/jp/support/keyboard-service-program-for-macbook-and-macbook-pro/
このMacBook(MJY42J/A Early 2015) では、ごく一部のキーボードに、以下のような不具合が現れる場合があることが判明しました。
文字が勝手に反復入力される、文字が表示されない、押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない。など。
Appleでは、対象となるMacBookのキーボードを無償で修理していますので、確認してみてください。
2019年7月:MacBook12の販売が終了
MacBook Air13, MacBook Pro13のアップデートに併せて、AppleのサイトからMacBook12が消えました。
丸五年、2代にわたりMacBook12を使ってきて、このサイズと軽さは非常に助かりました。これからもまだしばらく使うことになるでしょう。
またこの商品について知りたいことがあれば、下記にコメントいただけると僭越ながらユーザーの視点でお答えさせていただきます。。
コメント
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大阪でカメラマンとWEB制作を生業とする二児の父。
今、興味あるのは写真、自転車、旅行、ハイキング、キャンプ、焚き火…
5年前に大阪ローカルメディアぼちぼちを立ち上げ、フリーランス歴20年、株式会社アイワークス代表、職業はWebクリエイター、プロカメラマンで、WordPress書籍出版、セミナー勉強会主宰多数
2019年版のmacbook Air 下位モデルか 中古で販売されている2017年版MacBookのCore m3 SSD256Gのどちらかを購入したくて悩んでいます。普段はHTMLやCSSでのコーディング、pythonの勉強、ネットサーフィン、動画閲覧などをしています。家ではUSB-Cを経由して外部モニターにつなげての作業を考えていますが、MacBookでサクサク動くのか不安で質問してみました。
コメントありがとうございます。うちの2015年版MacBookのCore m3 SSD256Gは、まだ現役で使っています。最近、2回目のバッテリー交換を行ったので、まだまだ使う予定です。
サクサク動くかという質問については、何かの作業を同時にするかどうかだと思うので、起動するアプリケーションを増やさなければ、通常の使用は問題ないと思います。
特に裏でDropboxが同期を行っているなど、何かが同時に動いていると顕著に遅くなります。
MacBookを人生初めてのパソコンにしようと思っています。やることは、ネットサーフィンと簡単な動画編集などです。MacBookでカクツキ、もたつきは上記のことで出ますか?
人生で最初のパソコンがMacBookとは、最高にCoolですね!ネットサーフィンや簡単な動画編集は私もやってますが、特に不自由とは思っていません。それよりも軽量なボディや操作しやすいキーボードやトラックパッドの利点の方が優っています。ただし記事にも買いてますが、Adobe Premiereのプレビューが少しカクツキますが、どうしてもそれがダメな場合は、避けた方が無難だとおもいます。私のは初期の12インチMacBookなので、現行モデルの方がストレスはないものと思います。
ただデザインだけに惹かれてUSキーボードのMacBook Retina 12インチタイプにWindows 10 Proをインストールして使っています。Windows 10上でキーボード操作だけでスクリーンショットが取れないのが難点です。何かいい方法はないものでしょうか?
八紘一宇さま、コメントありがとうございます。なるほどそれだとキーボード操作だけでは難しいのかもしれませんね。Snipping Toolとか使う方法ではダメでしょうか?
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13776/windows-use-snipping-tool-to-capture-screenshots