【千古の家】福井県坂井市の重要文化財でお蕎麦を嗜む…北陸・福井の旅
目次
福井県坂井市ってどんなところ?
坂井市は、「福井県嶺北地方」のひとつで、海も山もあるうえに、平野も広がる地形。単線電車がコトコト進んでいくような、とてものんびりした田舎です。
そんな坂井市に、今回、ぼちぼちメンバーのゴウさん&kyokoさんと、福井の旅を決行!
(※あちらこちらを巡ったので、福井県坂井市のおすすめスポットのまとめ記事もあります。是非参考にしてみてください。)
国指定重要文化財「千古の家」
丸岡町は、海も山もある坂井市の中でも山側のエリアに位置します。
有名なのは丸岡城(丸岡城訪問の記事はこちら)ですが、「千古(せんこ)の家」も坂井市の文化と歴史を物語る重要なスポットです!
茅葺屋根がインパクト大!県内最古の民家
ど、どこから見ても、美しすぎる。
門をくぐった先に現れる一面の紅葉には、メンバー一同圧倒されてしまいました。
これが江戸時代初期から残っているというのだから驚きです。
江戸時代初期・・・江戸時代・・・初期・・・いや、もう全然想像が付きませんが、長く続いた戦国の世も落ち着いて日本が長らく平和であったことだけは、歴史が苦手な私でも知るところ。
山間でひっそりと佇む家を眺めていると、まるでタイムスリップしたみたい。
当時もこんな感じでひっそりとしていたのだろうなぁ…と、まずは想像で楽しめます。
兎にも角にも、お・ち・つ・く。
千古の家を楽しむなら、まずは庭
千古の家の庭も、国登録記念物庭園です。
秋の紅葉のほか、4月は桜、6月は花菖蒲と、四季折々の景色も楽しめるとのこと。
大人の癒やし旅には、ぴったり過ぎるロケーションです。
拝観には、大人 500円/小・中学生 300円がかかります。
庭、佇まい、空気、音、全身でリフレッシュできて、500円は安いくらい。(※個人的感想)
これぞ古民家カフェ!蕎麦がきで一服。
お庭を眺めるだけでなく、家の中では「千古Cafe」(※完全予約制、メニューはこちら)をやっているので室内へ入れます。
千古の家主、坪川さんが建物のこと、今の暮らしのことを色々教えてくださいました。
蕎麦がきとは、そば粉でできたお餅みたいなもの。
縄文土器にも蕎麦がきの跡があったほど、昔から食べられているメニュー(?)です。
家の造りは、釘を1本も使わずに、主に栗の木を柱に、柱同士をかみ合わせて建てられているそうです。
地盤が硬いこともあり、度々の地震も無事にくぐり抜けること300年以上。
日本の技術って本当にすごい、、、(そこ?)
室内にはほんまもんの囲炉裏も。
すっかり寒い秋でしたが、火って本当に温かい。
なかなかゴウゴウと家の中で燃える火って見られないですから、そんな点でも貴重な体験なのかもしれませんね!
「千古の家」へのアクセス
昔の食と暮らしを体験できる場所、千古の家は、坂井市でも“山側”です。
地図をチェック!
■北陸自動車道丸岡ICから車で25分。永平寺方面に行き、国道364号に交り左折し山中方面
■JR福井駅から京福バスにて「本丸岡」行終点(30分)で下車。丸岡バスに乗かえ「竹田」行終点(20分)より徒歩1分
▼福井県坂井市の旅はこちらでまとめています。
「書いて、描ける」な、長野県出身のフリーランスデザイナーです。Web・印刷物のデザインと、ライターとして活動中。イラストもゆるゆると描いています。
シュールでポジティブな感じ大好き。故・さくらももこ先生リスペクト。
コメントを残す