ハルカススカイラン2018で、ゲストランナーの森脇健児さんをインタビュー
走る、と言えば、森脇健児さんであることは大阪をはじめ関西圏の皆さんなら多くの方がご存知のとおり。
ハルカス・スカイラン2018では、ゲストランナーとして実際に階段を駆け上られました。
森脇 健児(もりわき けんじ、1967年2月5日 – )は、日本のお笑いタレント、ラジオパーソナリティー、俳優、マラソンランナー。本名同じ。大阪府枚方市出身。松竹芸能所属。枚方市立殿山第一小学校、枚方市立第一中学校、洛南高等学校、桃山学院大学社会学部生活文化コース卒。身長171cm、体重63kg。スリーサイズ B:92 W:76 H:96 。靴サイズ26.5cm 。趣味 マラソン、野球観戦、スポーツ観戦。京都市在住。
森脇健児 プロフィールサイト https://www.shochikugeino.co.jp/talents/moriwakikenji/
総数1610段の階段を登るその前に、インタビューの時間を調整してくださった森脇さん。
控え室にお邪魔するやいなや「なんやさっき会ったやん!入ってきたらええのに!」と開口一番。
実は取材前にロビーで少し待っていたぼちぼち取材班ですが、軽い挨拶を交わしたこと覚えてくださっていたようです。さらに椅子まで自らセッティングしてくださいました。ありがたやありがたや・・・。
−−マラソンと言えば森脇さんですが、階段を登るレースは初めてなのでしょうか?
レースは初めてですね。練習では京都の法輪寺というお寺さんの階段108段をダッシュで上り下りすることはあるんですけどね。オールスター感謝祭という番組の前は数ヶ月前からそこで鍛えています。
走るのと登るのとでは少し違っていて、階段の場合はどちらかというと中距離的な要素があるんですね。オールスター感謝祭の場合は3,600mだから階段がいい練習になるんです。
−−階段ダッシュですか・・・すごく大変そうです。年齢を重ねても走り続けられる秘訣は何でしょう?
えっとね、やっぱりしんどいですよ。足、しんどい。でも、レースに出ていると、自分より年齢が上の方がもっと早かったりします。そういうのを見てると「あ、僕はまだいけるんだ。」と思えるんですよね。だからレースに出るということって大切ですよね。
2017年の夏にマラソン大会のマスターズ1,500mに出たんですよ。50〜54歳の枠で。僕、京都で絶対優勝できるわ〜なんて思ってたけど、2番で、近畿だと5番だったんです。まだまだ上にいはるんやなぁって思って。
そういう人たちは、普段からトレーニングされてるんで体つきが全然ちゃいます。見ただけで分かる。
なのでやっぱり歳を重ねるにつれて、ジョギングやるだけじゃなくて、筋肉トレーニングや食生活も考えないときつくなっていきますね。
−−大阪でも走ったりされていますか?走り込んでいる森脇さんのおすすめランニングコースはどこなのでしょうか。
僕がよく走っているのは、大阪であれば、大阪城公園。あとは道頓堀〜天下茶屋の往復コース10km弱もよく使うコースかな。
大阪市内だったら・・・やっぱり大阪城公園はいいですよね〜。で、特にこれからの季節は大阪城公園から大川沿いを御堂筋にかけて走ればイルミネーションも見られるのであそこはいいと思いますよ。大阪城だけではどうしても飽きてくると思うので、そんなタイミングも楽しめると良いんじゃないでしょうか。
あとは、僕、枚方市出身なんですけど、たまに実家に帰って中学時代によく使ったコースも走ります。ここの家変わってるーとか、ここの散髪屋さん息子が店やりだしたなーとか思うんですよ。
−−走るだけではなくて、時間と風景の経過を楽しむわけですね。
そうそう。バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいでおもろいんですよね。
走る時っていうのは、そういう楽しみを感じながらがおもしろいんじゃないですかね、やっぱり。
それで言ったら「大阪マラソン」はおもろいですよ。これまで全国、世界の大会をいくつか走りましたけども、大阪マラソンだけはね、笑いがあるんですよ。走っていくと地域の個性がめちゃめちゃ移り変わっていくんです。僕は特に後半が好きですね〜。THE・大阪って感じで。あれを感じるのが好きなんです。
−−2018年は大阪マラソンに出られるとか。
今年は応援団長としてハーフを走ります。
フルは基本的にもうやらないんですけどね、過去は大阪・京都・神戸、全て走りましたよ。大阪マラソンはやっぱり笑いがある。京都は品があって、神戸はお洒落感があって、ほんで大阪だけは笑いが多い(笑)
−−大阪、さすがですね(笑)最後に「努力は裏切らない」という信念をお持ちの森脇さんから、大阪の皆さんへメッセージお願いいたします。
そうやなぁ〜〜〜、まずはよく言っている「流した汗、努力は裏切らない」というのが一つ。
そして、努力したら成功するかは分からないけど、成功している人は皆努力している、ということかなぁ。
だから成功するには努力するしかないんですよね。遠回りこそ近道というか。
僕はそんな事ばかり頭に叩き込んで練習するんですよ。夏場の40度近い京都の山で、鹿とか猿とかイノシシに囲まれてずーーーっと一人で走ってね・・・。
・・・何の職業や俺は、っていう話やねんけども。
でもね、故障した人、病気した人など本当に走りたくても走れない人のことを考えたら、しんどい、苦しいというのは贅沢だと思うようにしてるんですよ。これは高校時代の監督から教わったんですけどね。「あ〜、俺は贅沢なことさせてもろてんねやなぁ。」と。
オールスター感謝祭だって、あんな華やかな場所で走らせてもらえるのって本当に一部の人間になるわけですから、そんな中で脚光を浴びることができるんだったら、今は泥水飲んででも頑張らなあかん!と、まぁそんなことを思うんですよ。
森脇健児さんはこの日、ハルカスを14分7秒で駆け上ったそうです。
やはり、努力されている人の言葉は説得力がありました。
感謝マジック!
「書いて、描ける」な、長野県出身のフリーランスデザイナーです。Web・印刷物のデザインと、ライターとして活動中。イラストもゆるゆると描いています。
シュールでポジティブな感じ大好き。故・さくらももこ先生リスペクト。
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