暗闇で視覚がない世界を体験【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】は心温まる新鮮な体験でした
目次
視覚のない世界を体験するダイアログ・イン・ザ・ダーク
自分の手の先も見えない真っ暗闇の中を、視覚障害者の方に案内してもらって、視覚のない世界を体験するというイベント、DIALOG IN THE DARK (ダイアログ・イン・ザ・ダーク)に行ってきました。
ダイアログ・イン・ザ・ダークでは季節に合わせた催しを行なっており、2018年の夏休みに行われたプログラムは、「夏休みにおじいちゃんのお家に遊びに行く」という内容でした。
まずは暗闇になれるようにレクチャーを
受付をすませて時間になると、他の家族づれの方や参加者さんと下の名前で自己紹介し、6名で家族という設定となりました。
まず最初は小さな部屋でだんだんと暗くしていき、暗闇に目を慣らします。
真っ暗になると本当に自分の手の先すら分からず、声の聞こえる方向や、物音、自分のふれたものでしかものが認識できません。
おじいちゃんの家へ出発
少し慣れてきたら、真っ暗闇の中、別の会場にある、おじいちゃんの家へとみんなで出かけていきます。
暗い中は不慣れでおっかなびっくりでしたけど他のご家族や参加者さんと声をかけながら白杖を使ったり、いろんなものにさわったりしてるうちにだんだんと慣れてきたらしく、手さぐりで扇風機をつけたり、庭を散歩したり。
おじいちゃんの家なので、大人にはちょっと懐かしいものなども家の中にはあります。
暗闇の中での感覚とは
あちこちを触ったりして家の中やお庭を探検した後は、大人はサイダーなどの飲み物、子供達はチューチューもらって食べるとシャクシャクという音がしながら美味しそうな声が聞こえてきたり。
視覚がない分、普段より触覚と聴覚、嗅覚が鋭敏になって声だけで気配や距離感が測れる感覚はとても新鮮でした。
ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験してみた感想
最初は単に視覚のない世界を体験するというイメージで参加していたのですが、コミュニケーションは自分から声を出して積極的にしないと分からないし、まわりの気配や声の場所、聞こえてくる声から感じられる気持ちなどをいつもよりさらに感じ取ることに集中するためか、他の人との距離感もなんだか親密になれとても暖かさを感じる体験でした。
夏休みに、ちょっと変わった素敵な体験、いかがですか?
私はまた機会があれば行ってみたいと思っています。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク開催概要
以上は2018年のレポートでしたが、2020年のダイアログ・イン・ザ・ダークは「おうちに帰る幸せを、誰もが感じられるように」がテーマです。
短い夏休みの思い出作りに参加してみてはいかがですか?
【開催日時】
2020年7月16(木)~8月24日(月) ※火曜・水曜定休
【時間】所要時間:各回70分程度
第1回:11:30~12:40
第2回:13:30~14:40
第3回:15:30~16:40
【参加費】
大人:3,500円、学生:2,500円、小学生:1,500円 (税込)
(学生は受付時に学生の証明書が必要。小学生は保険証などでもOK)
【開催場所】
グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル4階
積水ハウス SUMUFUMULAB
【webサイト】https://www.sumufumulab.jp/event/20200730.html
興味を持ったらいろいろ追いかけます。
セロー225というオフロードバイクとSV650でのツーリングやソロキャンが趣味。
美味しいものとアウトドアとアートが好き。
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