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2023年の大念仏寺の万部おねりは休止だけど催しがあるよ 5月1日~5月5日

更新:2023年04月14日 カテゴリー:イベント タグ:, ,

万部おねり を見にいこう

昨年は久しぶりに行われた「万部おねり」ですが今年は本堂大屋根吹き替え工事のため、キラキラの仏像が練り歩く おねり は行われません。
5月1日〜5日の期間中、仮本堂内での阿弥陀経万部読誦の法要や小名や雅楽のコンサート、境内でのバザーなど他の企画が予定されています。


以下は例年の様子です。

おねりとは

人が寿命まで生き、亡くなった時に阿弥陀二十五菩薩が極楽浄土へ迎えにくるとされる来迎の様子を表した行事で、本堂の外側に設えた橋を二十五菩薩や、本尊の十一尊天得如来の御渡りがあります。
御渡りのあとは本堂へ入堂し、法要が行われます。
また、この行事は「大阪市指定無形民俗文化財」に指定されています。

万部おねりのみどころ

鐘をならしたり献茶をしたり

行事は午後1時から始まり、稚児行列や花や献茶などの行列や、舞や踊り念仏の人々がやってきた後、二十五菩薩がやってきます。

それぞれの仏さまは持ちものが違っており、いわれがあるそうで、蓮華座や旗などの飾り物や楽器をもっています。

持ち物はどれもとても細工が細かいです

琴や太鼓などの置いて演奏する楽器の仏さまは楽器を台にのせて、両脇にお手伝いのお坊さんをしたがえてやってきます。

両脇にお手伝いのお坊さんをしたがえてやってきます

仮面をかぶっているので仏さまは視界が悪いらしく、通路の真ん中に貼られたロープに沿ってやってきますが、想像していたよりもスタスタと歩いてきます。

通路には目印のロープが貼られています

ですが、さすがに曲がる場所がわからないので、曲がり角にはお坊さんがひかえていて、足元をポンとさわって合図していました。

角までくると座ってるお坊さんが足に合図して曲がり角を教えていました

二十五菩薩は極彩色の衣装に大きな仮面やかつら、光背を背負っているので、全体的に大きくて迫力があり、歩いてくる様は見ごたえがありました。

本堂内での法要の様子

植木市や東北の物産、和小物などもありました

境内には子供が大好きな屋台や植木市や東北の物産の販売も出ていて賑わっていましたので、ゴールデンウィークに行ってみてはいかがでしょうか。

大念仏寺
拝観無料
時間:毎年5月1日〜5日、13:00より
場所:大阪府大阪市平野区平野上町1-7-26
JR平野駅より徒歩5分、または地下鉄平野駅より徒歩8分
おねり当日は駐車場がありませんので、公共交通機関でお出かけください。

こちらの極楽浄土に近いお寺でお葬式をあげることもできます▶︎湯谷葬祭

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