search
ぼちぼち

この街で暮らす、働く、遊ぶ人のための話題とコミュニティを提案する大阪ローカルメディア

※当サイトではアフェリエイト広告またはプロモーションを含みます

【大阪府泉南市】紀泉わいわい村で古民家体験!

更新:2017年06月12日 カテゴリー:お出かけスポット タグ:,

古民家に泊まって、へっついさん(竈)でごはんを炊き、五右衛門風呂を沸かして入るという昔の暮らし体験ができる、「紀泉わいわい村」(大阪府泉南市)に行ってきました。

1回目は、2月の初旬で寒い時期に、
2回目は、6月の初旬で暖かい時期に行ってきました。

紀泉わいわい村へ電車とバスで移動!

天王寺から電車とバスを乗り継ぎ、ダム湖ぞいを1時間ほど歩いて紀泉わいわい村に到着。
バス停からの歩く道は舗装路ですし、急勾配ではないのでお天気が良ければ楽々ハイキング気分。
春はダム湖ぞいに桜が咲いていて、湖面に映る桜がとても綺麗なんだそう。
秋も色とりどりの紅葉が美しいそうです。

わいわい村での過ごし方をレクチャー

到着して受付を済ますとスタッフの方が炭の入った入れ物を持って、宿泊棟へ案内してくれます。
途中、食堂棟の前でストップ。
「5時半になったら子どもだけで食事の材料を取りに来てください。」と指示され、仕事を任されたことに元気に返事する子どもたち。

宿泊棟へ到着すると、かまどでのごはんの炊き方や薪の割り方、火の起こし方、五右衛門風呂の沸かし方と入り方など、わいわい村での過ごし方をレクチャーしてくれ、今まで、キャンプで焚き火をする機会は多々あれど、本当のかまどでごはんを炊いて、五右衛門風呂に入るのは初めてなので、子供たちも真剣に聞ききつつ、やってみたいー!と盛り上がります。

この施設は大阪YMCAが指定管理者をしているので、青少年育成という目的もあり、子ども達にいろんな体験をさせてくれる施設のようです。
通常のキャンプ場とは違って、子どもたちが自分たちで動けるように、スタッフの方も助言をしてくれるのがいいと思いました。

薪割りに挑戦

縁側から眺める風景は山あいに夕日が落ちて行く中、目の前には山と刈り取りの終わった田んぼ。
川の水音や、鳥の羽音が聞こえて、とてもいい雰囲気。

そんな縁側で、ちょっと一休みしたら、まずは薪割りから。
大人の手も借りながら変わりばんこにナタで細めの薪をさらに細かく割ったものを作ります。
最初は慣れないものの、慣れるとパキン!と小気味よく薪が割れるので楽しいです。

かまどでごはんを作って食べよう

夕日が落ちるまでのんびりしてから夕飯の準備。
かまどの中へ薪を組み、丸めた新聞紙に火をつけ、火吹竹で空気を送って点火。
火吹竹で風を送るには口をひっつけないとできないなんて、やってみるまで分からないですね。

二つあるかまどでご飯と海鮮鍋を作り、炭に火を移して、出来上がったものを囲炉裏へ運び、みんなで囲炉裏を囲んで円座に座ってご飯。
火を囲んでのご飯はいつもよりずっと美味しく感じました。
今回は冬期特別プログラムで竹に日本酒を入れて囲炉裏で温めて飲む「かっぽ酒」も楽しむことができ、竹の香りのするお酒で大人もご機嫌でした。

ご飯の後は五右衛門風呂

ごはんの後は今日の疲れを落とすべく五右衛門風呂へ。

まずはお風呂に水をため、火を起こしある程度お湯が沸いたら順番にお風呂はGo!

一度火をつけたら後は残った火でだんだんと水温が熱くなるので、水を少し入れてちょっとクリオネみたいに手でお湯をかき混ぜ、温度を調整しながら入ります。

五右衛門風呂は入る時に底に直に足が触れないように木の板を沈めてその上に入るのですが、ここのはちょっと違って、沈む板を用意してあったので、入るのも難しくなくてよかったです。

2月は寒いから防寒には十分気を配ってください。と言われていましたが、焚き火でお湯を沸かしてるせいなのか、お風呂を上がった後でも湯冷めするような感じがなく、ポカポカに温まった体のまま就寝。
おつかれさまでした〜。

翌朝、朝ごはんを作ろう!

翌朝、残念ながら夜半から降り始めた雨は降り続いています。

7時になってから朝ごはんの材料を食堂棟へ取りに行き(冷蔵庫はありません)、また火をおこしてご飯を炊き、お味噌汁を作りました。
二回目ともなると火を起こすのも楽々。
水加減も上手にできて、ちょっとおコゲのできた美味しいご飯とお味噌汁で腹ごしらえをして、お片づけ。

朝はちょっと冷え込んだので、かまど周りが暖かいのは嬉しかったです。

ご飯や鍋はかまどで作りましたが、少ないお湯を沸かすのに一回一回火を起こすのも大変だろうと、IHのコンロも備え付けられているので、朝にお湯を沸かすのくらいは簡単にできるあたりが、古い暮らしと最新式があるってなんだか面白いなと思いながらも助かりました。

あたたかい季節は野山であそぼう!

6月には蛍が見れるということでしたが、残念ながら2~3匹。。でも、少しでも見れたのでよかった。
川には小さな魚やカエル、ヤゴなど、生き物がたくさん。都会の子供達にとっては貴重な体験、みんな大興奮でした。

紀泉わいわい村利用時の注意点

こちらの施設は昔の暮らしを体験するために、飲食物の持ち込みは一切禁止になっていますのでご注意を。(子どもたちのおやつ・飲み物はOKでした)
当日早くについて敷地内で持ってきたお弁当を食べるのは大丈夫とのこと。
アルコールはビールやチューハイ、ジュースは受付で販売しています。
料金は1泊2食付きです。(大人5,050円・小中学生4,120円・幼児800円)

こどもたちからの感想は

「薪を割るとスパーンと割れるのが面白くて、かまどに薪を入れて火をおこして息を吹きかけると火が燃え上がるのが楽しかった。」

「歩いて行くのも景色が良くてよかった。」

「五右衛門風呂は熱くてちょっと苦手だった。」

普段からキャンプにはよく行きますが、古民家で昔の暮らしというのは初めてだったので、子供たちにはとても新鮮な体験だったようです。

このほか紀泉わいわい村ではキーホルダー作りやバームクーヘンやピザ作り、季節に合わせた収穫体験など様々な自然を体験出来るようになっているのでそういうプログラムも利用すると面白そうです。

また季節によって里山や田畑の風景の移り変わりが楽しめるとのことなので、今度は蛍が見れるシーズンに行ってみる予定です。

紀泉わいわい村へのアクセス

車でのアクセスは大阪より高速を使うと約1時間10分ほどで到着します。

電車でのアクセスはJR天王寺駅からの紀州路快速で50分の和泉砂川駅で下車。
コミュニティバスのさわやかバス(山方面回り)で12分乗車し童子畑下車。(本数があまりないので注意)時刻表
バス停からダム湖ぞいを約1時間・3.5kmほど歩くと到着します。

わいわい村のキャンセル料金について

2018年7月に3回目の訪問を予定していたのですが、大雨が予想されたため、2日前にキャンセルすることになりました。

キャンセルの場合、全体の金額ではなく、食事代にキャンセル代がかかりました。

  • 21日前…10%
  • 7日前…20%
  • 3日前…50%
  • 前日…80%
  • 当日…100%

キャンセルではなく、食事の数の変更の場合は以下の通りです。

  • 3日前…50%
  • 前日…80%
  • 当日…100%

紀泉わいわい村申し込み時に前金を振り込んでいるので、そこからキャンセル料金と振込手数料を差し引いての返金となります。

ひどい悪天候の場合、わいわい村自体が休止になりますが、その場合はキャンセル料はかかりません。

わいわい村について

コメント

  1. きょうこ より:

    紀泉わいわい村のキャンセル料金について追記しました。

コメントを残す