サントリー山崎蒸溜所でウイスキーを勉強しよう
「日本のウイスキーのふるさと」と呼ばれる大阪府三島郡にあるサントリー山崎蒸溜所へ行ってきました。
2003年のインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)でサントリー山崎12年が金賞受賞するなど、数々の世界的ウイスキーコンテストで受賞している日本のウイスキーたち。
「世界で認められた日本のウイスキーはどんなところで作っているのだろう?」と、多くの欧米からの観光客もここ山崎の蒸溜所見学へ訪れています。
ウイスキーはあまり飲む機会がないなぁ・・・と思っている方も、緑あふれる蒸溜所見学へ行ってみませんか?
目次
おススメは山崎蒸溜所ツアー(要予約・有料)
無料で入館できる「山崎ウイスキー館見学」もありますが、せっかく足を運ぶなら有料(1000円)で蒸溜所の中を見るべき。この地ならではのこだわりの製造工程や、ここでしか飲めないウイスキーのテイスティングを楽しむことができます。
ウイスキーの誕生から熟成まで香りで知ることができる
「この匂いは苦手だな・・・と感じられた方、ご気分がすぐれない方はすぐに教えてくださいね」と説明のお姉さん。
麦汁を発酵させているときの香り、蒸溜させているときの濃い醤油とアルコールが入り混じったような、もぁっと押し寄せてくる香り、貯蔵庫内で樽に入って熟成させているときの冷たく静かな香りとウイスキーの製造工程を、香りで体感することができます。
テイスティング体験では美味しい飲み方を教えてもらえる
ツアーの最後には、ブレンダーの方が日々チェックしているときと同じグラスでテイスティングすることができます。
シェリー樽の原酒とワイン樽の原酒でまずは色を見て、香りを感じ、水を適量加えて確かめるというブレンダー流で試飲。
リンゴやいちごのようなフルーティーさ、トーストのような香ばしさ、バニラの香り、そしてスパイシーさ・・・香りと味を表現する言葉の多いこと!
ウイスキーに慣れていない私は、美味しいんだかなんだかわからないまま、ほろ酔い状態へ・・・
最後にブレンドされ製品となっている「山崎」で正しいハイボールの作り方をレクチャー。
炭酸水の量、氷を入れてからかきまぜる回数まで言われるままに作ってみると「あら美味しい!」「へ~飲みやすい」と感動。ひと手間かけることで、ウイスキーが美味しく身近なものになりました。
ソムリエやブレンダーのような繊細な香りと味の表現力には程遠い自分の味覚とボキャブラリーに苦笑しつつも、ウイスキーを味わうことを少し知ったような気がしました。(ガブガブ飲んで酔っ払ってるだけではもったいないですね)
緑あふれる天王山の麓で大人の社会見学を楽しもう
霧深く良質な水源がある限られた場所でしか作ることのできないウイスキー。
ハイボールが再び人気となり缶でも売られているけど、せっかく関西に日本最初のモルトウイスキーの蒸溜所があるんだから、ほろ酔いできる大人の社会見学に訪れるべき!
いつものクゥ~っと飲み干してしまう一杯とは違う一杯を味わえますよ。
サントリー山崎蒸溜所
大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/
大阪市天王寺区でフラワーアレンジメント教室をやりながら、ぼちぼちではライターをやってます。
忙しすぎる毎日を過ごしている大人の皆さんがついつい読みたくなる記事作りを目指しています。
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