摩耶山へハイキングに行こう!
明日からゴールデンウィーク突入。気候も上がってきて外遊びに絶好の季節の到来です。
お天気のよい、4月の週末、ちょっと新しい所を開拓とばかりに大人6人子供7人の総勢13人で摩耶山へハイキングへ出かけてきました。
意外なところで大冒険
阪急六甲から住宅街を通り第一目的地の杣谷の砂防ダムを目指して歩き始め神戸でも有数のキツい坂に、子供たちは「ゴールはまだ〜??」と再三言いながら登り、ダム入り口のわき水でちょっと休憩。
砂防ダムの川で軽く川遊びをしてから、山道へ。
ずんずん進むと緑が深くなり数十分進むと、川が現れて道がなくなりました。どうやらミスルートのようです。
引き返すか迷ったけど、よく見ると飛び石を渡った川の向こうに小さな階段があり、偵察すると道が続いていそうなので、そのまま進む事に。
道はちょっとづつ難易度があがり、川を飛び越え、半分消えてるガケ道をたどり、ロープをたぐり普通のハイキングの様相とは違うものになってきましたが、険しい道も子供同士手をつないで歩いたり、普段は自分のお父さんやお母さんと話す子供も、他の大人と一緒に遊んだりしながら進み、冒険のようです。
そのまま進むと普通のハイキング道らしき道に合流し、ケーブルカーの虹の駅へ。
ようやく普通の道に出ての安心感とここまで変な道をみんなで歩いてきた達成感で見た山からの街の風景は絶景でした♪
なにがおもしろいのか
実はこのハイキングというレジャーは子連れのひと家族だけだと、それほどおもしろくないのが本当のところ。
特に子供にとっては苦痛のほうが大きく、また行きたい!という気持ちにはならないように思います。
でもみんなと遊ぶことを通じて、子供たちは苦痛や疲れ、ちょっとしたすり傷や虫さされなどもすっかり忘れて、またみんなで山登りしたい!と言います。
最初はぎこちなかった子供同士も、自然と年上の子が小さい子の手を取って歩いていたり、気の合う子供は仲良くなったり、最初は他の大人に人見知りしていた子も自然と大人と話ができるようになったり、普段の顔とはちがった表情を見せる事もあります。
また危険な箇所を通る時などは、最初は自分の子供だけを見ていた大人も、いつしか誰が誰の子供とか関係なく、全員が全員の子供をサポートしたりと、子供だけでなく大人だって変わっていきます。
たった1日の数時間でもそうした人間関係の変化を感じられるのは、自然の中だからでしょうか?
疲れが限界に達した子供はそれをどう表現するか、その時、親である自分になにができるか、他人の子供に対してはどうするべきか、これは大袈裟ではなく回を重ねるごとに大人も子供も成長と発見があるからこそ、こうした遊びはおもしろいのだと思います。
一般的なコースについて
今回はミスコースとなりましたが、ここで一般的なコースも紹介しておきます。
Aコース
阪急王子公園駅〜上野道〜掬星台〜天狗道〜稲妻坂(ちょっと道悪いので注意)〜ハーブ園、布引きの滝を経て新神戸〜バスにて三宮へ
山上へのアクセスとして摩耶ケーブルとロープウェイを利用すると掬星台まですぐ。新神戸のハーブ園の布引ロープウェイも利用できます。
Bコース
阪急六甲駅〜杣谷〜山寺尾根〜掬星台〜旧摩耶道を経て熊内6丁目、バスにて三宮へ
休憩場所について
- 虹の駅の横に展望台広場あり。
- 掬星台に広場あり。見晴らしよし。
- 摩耶ビューテラス702にはカフェ・BBQレストラン・アウトドアグッズレンタル販売あり
ここだけの魅力
摩耶山には「摩耶遺跡」として旧摩耶山天上寺の塔頭群跡や茶屋等の歴史的遺構が多数残っており、普通の登山だけでない魅力が味わえます。
摩耶遺跡に指定されている「旧摩耶観光ホテル」は立入禁止なので注意。
興味を持ったらいろいろ追いかけます。
セロー225というオフロードバイクとSV650でのツーリングやソロキャンが趣味。
美味しいものとアウトドアとアートが好き。
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