葬儀費用を安く抑える直葬 2024年大阪市のおすすめ葬儀社6選
家族を送る、お葬式って考えたことありますか?
私は義理の母が亡くなったとき、初めてお葬式をだす側の立場になりました。
そのときは夫の兄が中心となり、実家近くの葬儀屋さんに相談して、家族葬というカタチで送りました。
結婚式が昔と大きく変わってきたように、お葬式も変化しています。
結婚式は前もって計画を立てて行うけれど、お葬式は突然やってきます。
少しお葬式について考えてみませんか。
目次
最近増えている直葬って知っていますか?
「直葬」とは、「火葬式」ともよばれ、お通夜や告別式などの宗教的儀式を一切行わない、火葬のみを行う葬儀のことをいいます。
最近は直葬が葬儀全体の2割近くを占めているそうで、今後どんどん増えていくと考えられています。
言葉のイメージから「直葬=亡くなってすぐに火葬場へいく」と想像しがちですが、そうではありません。
なぜなら、亡くなってから24時間以内には火葬してはいけないと法律で定められているからです。
直葬では、火葬に必要な手続きをして、自宅や葬儀会社の安置所で24時間以上過ごしてから、火葬場に向かうことになります。
一般的に葬儀会社に「直葬にしたい」と相談すると、病院など亡くなった場所から葬儀会社の安置所に搬送され、時間になれば火葬場へ搬送してくれます。
市役所などでの火葬手続きも代行してくれるので、色々自分で準備しなくても葬儀会社にお任せできるようです。
大阪市内で直葬ができる葬儀社徹底比較
大阪市内でも直葬に対応してくれる葬儀社はいくつかあります。
亡くなった方や、依頼人が大阪市民の場合、大阪市の火葬料金は一律1万円ですが、葬儀会社によって少しずつサービス内容がことなり、直葬の価格もことなります。
下の表では、大阪市内の直葬に対応している葬儀社に実際に電話したりして、おすすめの葬儀社を6つあげました。
葬儀社によっては、直葬だけどお別れの儀式を追加できたり、お通夜を行わない「一日葬プラン」を用意していたり、細かいオプション料金設定など様々です。
お問い合わせの際には「ぼちぼちを見た」とお伝えください。
フローラルホール
直葬プラン「直葬15」では、自社ホールでのご遺体安置にも対応。
「1日葬30」というプランでは、お通夜を行わず、家族・親族20名まででお見送りできるというプランも用意されている。
フローラルホール
〒536-0005
大阪市城東区中央1丁目12-6
06-6934-0983
(24時間対応、相談者用フリーダイヤル:0120-0983-68)
湯谷葬祭
湯谷葬祭の他社とは違う直葬スタイルは、「お寺を借りて故人と最後の時間を過ごせる」ところ。シンプルな葬儀を選ぶとはいえ、葬儀社の安置所に故人を1日預かってもらうことに抵抗のある人にはおすすめ。
※生活保護を受けている場合、条件が合えば自己負担金0円で葬儀を行える。
湯谷葬祭
〒547-0044 大阪市平野区平野本町4-11-17
TEL 06-6793-3221
大阪直葬センター
市内大手葬儀社の直葬専門会社。
直葬を選んでも、オプションで細かい要望にも対応してくれる。
女性の電話応対がソフトな印象で、気兼ねなく質問できる。
大阪直葬センター
〒556‐0003 大阪市浪速区恵美須西2丁目2番5号
TEL 0120-420-442
親和葬祭
直葬以外にも一日葬、家族葬にも対応。
専任スタッフが葬儀を担当してくれるので、分業制の大手葬儀社よりリーズナブルな価格を提供できるとのこと
親和葬祭
〒546‐0014 大阪市東住吉区鷹合3-18-22
TEL 0120‐73‐7676
田島葬祭
「無理のない費用で真心のこもったお葬式を」とうたう田島葬祭は、通常の直葬プランのほか、直葬専用葬儀会館で4~5名で送れるお葬式が価格に含まれる「直葬プラン22」などもあり。
田島葬祭
〒544-0034 大阪市生野区桃谷2丁目8番22号
TEL 0120-4242-73
葬儀施行センター
無料の会員登録を行うと、もっともシンプルな直葬タイプが7万円のところ、5万円にできる。
もちろん遺影写真や供花などのオプション、お寺さんの紹介などにも対応してくれる。
葬儀施行センター
〒547-0014 大阪府大阪市平野区長吉川辺3-16-37
TEL 0120-33-4142
葬儀会社の費用比較一覧
フローラルホール | 湯谷葬祭 | 大阪直葬センター | 親和葬祭 | 田島葬祭 | 葬儀施行センター | |
価格(税込) | 165,000円 | 130,000円 | 176,000円 | 150,000円 | 160,000円 | 55,000円 |
搬送寝台車 | 寝台車と霊柩の 手配有 |
2回 (1回20km以内) |
2回 | 2回 (最長30kmまで) |
2回 | 2回 |
安置所 | 〇(必要分) | 〇(2泊3日) | 〇 | 〇(最長3日) | 〇(48時間以内) | 〇(ドライアイス別途) |
枕飾り | ✖ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ドライアイス | 〇 | 〇(2回分) | 〇(1回分) | 〇(最長3日) | 〇(1回分) | ✖(別途) |
役所・ 火葬場手続代行 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
お棺・棺用布団 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
仏衣 | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 | ✖ |
棺の上に供える花束 | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
スタッフ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
骨箱 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
同社で家族葬にした場合 | 約25万円~ | 約35万円~ | 約48万円~ | 40万円~ | 約26万円~ | |
備考 | 20名でお見送り できる一日葬プランあり |
事前見積りで5% の割引あり |
追加料金でオプション が選べる |
一日葬プラン などもあり |
直葬プランに 生花祭壇を加えた一日葬もあり |
無料の会員登録で最大 34%割引 |
直葬の流れ
(1) 遺体の安置
日本では、亡くなってから24時間以内に火葬してはいけないと法律で決められています。そのためご遺体を安置する場所が必要です。
まずは、葬儀会社を選び、直葬で送りたい旨を伝え、安置場所を決めます。
安置する場所は、自宅や葬儀会社の安置所が一般的です。
このほか、ご遺体の安置場所としてお寺を借りられるプランを設定している葬儀会社もあります。
(2) 火葬の日時を決める
大阪市内にある5か所の火葬場はすべて市営です。そのため手続きは区役所にて行います。
病院でもらう死亡診断書とともに、「火葬許可書」を受け取り、火葬日時を決めます。
(大阪市の火葬場は1月1日だけがお休み)
火葬料金は、大阪市は1万円と決まっています。
故人の親族が申請・手続きすることもできますが、葬儀会社が代行してくれます。
(3) 参列者への連絡
一般的な葬儀より直葬は小さなお葬式ですが、親族や故人の親友など参列者へ連絡します。
直葬のスタイルがわからない方もいるので、連絡時に説明し理解を得ておけば大きなトラブルを防ぐこともできます。
(4) 火葬
火葬場に移動し、最後のお別れを行います。
葬儀会館などでお葬式を行うと、遺族や参列者はバスで火葬場(斎場)へ移動するのが一般的です。
しかし直葬の場合、故人は葬儀会社が火葬場まで搬送し、最後のお別れをしたい遺族などは各自で火葬場に向かうことになります。
葬儀会社によっては、棺に供える花束が用意できたり、僧侶にお経をあげてもらうなどのオプションを追加することもできるので、要望がある場合は相談してみましょう。
火葬後、収骨(お骨上げ)し、直葬は終了となります。
お骨をおさめる骨壺も一般的な直葬プランなら含まれています。
直葬にかかる一般的な費用と家族葬との違い
お葬式が100万円以上かかるのにたいし、直葬なら20万円前後といわれています。
一般的な直葬の代金に含まれているのは下記のとおり。
お葬式に必要な祭壇や会場使用料、お通夜と告別式のスタッフ代、食事代、会葬お礼なども不要になるので、かなり予算はおさえることができます。
(1)搬送2回分 (病院→安置所 安置所→火葬場)
(2)安置施設使用料
(3)ドライアイス
(4)枕飾り(安置時に使用)
(5)骨壺
(6)火葬料金
(7)火葬手続き代行
(8)運営スタッフ
家族葬と直葬の違い
家族葬はお通夜と告別式を行います。
参列者数でいうと10名~30名程度の参列者がある葬儀を言います。
かかる費用は、祭壇や会場費などの葬儀費用、お寺さんへの費用、通夜・葬儀時の親族の食事代などが必要です。首都圏の家族葬相場は115万円程度で、「こじんまり家族だけで送る」といったイメージよりは実際はかかるようです。
一方、直葬はお通夜や告別式といった宗教的儀式は一切行いません。
お寺さんがお経をあげることもありません。ご遺体は、自宅か葬儀会社の安置所で火葬までの時間を過ごすので、祭壇などの葬儀費用もぐっとおさえられます。
家族葬も静かに家族で送るという感じですが、直葬はさらにシンプルなスタイルです。
直葬でも葬儀社によっては、火葬までの時間をお寺でご遺体と過ごせるプランや火葬場でお経をあげてもらったり、お別れの花束を用意してもらうなどの要望にも、追加料金で対応してもらえます。
お香典について
直葬であっても、故人の友人などからお香典をいただくことがあります。
いただいた場合は、「お香典返し」返礼品をお渡しするのがベターです。
直葬当日に渡せなかった場合は、四十九日が過ぎたころに渡します。
お香典については、事前に「香典不要」と伝えておけば、お香典返しを準備する必要もありません。
火葬場へ行くときの服装について
直葬は、火葬のみを行う身内だけの小さなお葬式ですが、故人を送るセレモニーです。
火葬場へ行くときの服装は、喪服または黒っぽいスーツ、女性なら黒いワンピースなど身だしなみを整えて参列しましょう。
直葬が選ばれる理由と注意点
直葬が選ばれる理由は大きくは4つあります。
- 費用を安くおさえられる
- 葬儀参列者へ対応が不要
- 故人が高齢で友人や知人がほとんど亡くなっていて家族しか参列する人がいない
- 無宗教で形式やしきたりにこだわりのない価値観の広がり
お葬式を行わないので、お香典を受け取ることもなく、お香典返しなどの準備も不要となります。
遺族の負担が軽減できる直葬ですが、注意点もあります。
お通夜やお葬式を一切行わないことに違和感をおぼえる親戚や、故人の知人・友人とトラブルになることがあります。どんなカタチで故人を送るのか、思いをしっかり伝える必要があります。
また先祖のお墓がある菩提寺に納骨する場合も、直葬で送り出した場合、宗教的理由から納骨を断られることがあるようです。どんなお葬式にするか考えたときに、お墓のある菩提寺に「直葬で送りたいが、納骨に問題はありませんか?」と確認しておきましょう。
また、お通夜や告別式を行わないので、後日ご近所さんが突然弔問に来られることがあります。
シンプルに送り出したつもりが、よけいに手間がかかってしまったと感じるかもしれません。
結婚式のように前もって準備をできないのがお葬式です。
限られた時間で、金額だけでなく、自分たちが考える故人の送り方に合った葬儀社を選べるといいですね。
上記葬儀社さんへお問い合わせの際は「ぼちぼちを見た」とお伝えください。
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大阪市天王寺区でフラワーアレンジメント教室をやりながら、ぼちぼちではライターをやってます。
忙しすぎる毎日を過ごしている大人の皆さんがついつい読みたくなる記事作りを目指しています。
直葬時の服装、お香典事情を追記しました。 ♯ぼちぼち ♯大阪 直葬
大阪市内の直葬を受付してくれるおすすめの葬儀屋さんをピックアップしました。料金も少しずつ違いますね。#直葬